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47: エドガー・ケィシー「21世紀ビジョン」を読んで(2)


下記記事の続きになります。


■第一章 眠れる予言者から現代へのメッセージ P.9


実質、内容については今回からになります。


「ポール・ソロモンの予言」の時と同じように、エドガー・ケイシーの予言の場合も、日時的な記述は既に過ぎていて外れた予言と言う位置づけになっています。


それでも、今回、取り上げようと思ったのは「今の世の中の状況」を見る時、今こそ参考になる時期のように感じたからです。


多分、詳細な時期や災害の規模・内容など変化があるかもしれませんが、今の時代を「どう意識をして生きて行くか」の参考になると感じたからです。


ポール・ソロモンの時と同じですね(笑)


ケイシーによると、水瓶座の時代に入ったことで、一つの千年期から新しい千年期への変化が起こるようです。

その変化は、今までの常識が全て古いものとなり、今までとは全く違う新しい常識の世界に変わって行くと話しています。

その変化の為に、多くの人が大きな困難に直面するという内容だと理解しました。

P.16
千年期への転換が、それよりもっと激烈な変形を指し示しているのだ。地質学的、地理的な変化がこれから発生し、もっと重要なのは、今後千年間の先触れとして、意識の変化が起こるということです。


地質学的な変化だけでなく、意識の変化が起きると言うところが特徴的ですね。


とかく予言と言うと、地質学的な変化が強調されていると思います。


その変化のことをケイシーの表現では、「ニーエイジ」とか「千年期」と言う表現を使っているようです。


ひとつの世界が終わり新しい千年期を迎えるにあたった道しるべ的情報と言ったらいいのかもしれません。


P.20
この本のカギとなる目的は、みずからに権限が与えられていることを感じてもらい、新しい千年期の建設に加わる人々に多くの選択肢や方法を思いおこしてもらうことである。


ケイシーの千年期について、気になるのは人々の意識に分断がおきることです。

つまり、「時代の変化に気づいている人」と、「気づいていない人」に別れてしまうと言うことです。


P.29
 新しい千年期の誕生についてケイシーは、さらに、次のようなきびしい予言もしている。それは、多くの人はこの転換の時代に、実際に何が起こっているかを知らずにいるだろうということである。その時代の意味を理解しているのは、目に見えない霊的な世界があるという考えを受け入れる人々だけだというのだ。・・・

そして、気づいた人は気づいていない人が気づくためのサポートを行うと立場になるようです。

P.30
 あきらかに、変化の時代には、混乱する人が数多く出てくる。進んで超能力や霊的な領域のことを現実的に考えようとする人たちだけが、周囲の世界で何が起こっているかに気づき、理解する。大きく混乱し、方向を見失った時代にあって、彼らは大きな責任を担っている。少なくとも、しだいに開けつつあるものの目的をいくらか理解したら、その洞察を、他の人々にもわかるような形で伝えなければならにのである。
・・・

そして、水瓶座のシンボルとして”ユリ”を使うこともあるようです。

ユリは、純粋さのシンボルである。して、それこそが水瓶座の時代に、人間が到達すべく定められた意識に必要なものなのである。つまり、身体の純潔、精神と目的の純粋さだ。

そして、新しい時代への変化に備えるために、注意することがあります。

下記内容は真面目なクリスチャンである、ケイシーらしい言葉のようにも感じます。

P.32
・・・それは、性格的な欠如ーーーつまり、誠実さ、希望、忍耐、新説、優しさ、それに愛といった特定の資質を表現する能力の欠如ということである。そうした特質に目ざめることによってのみ、われわれの心は、自分が生きている時代についてのより深い理解に向かって開かれる。

その時代を乗り切る為の「祈り」の例も話されています。

ほとんど無宗教のような生活をしている自分に取っては中々、今間でに無い概念になります。

P.34
「おお神よ、あなたは遂げられるだろう! わたしがひとりでは変われないことに安んじ、よりあなたに近くつき従うことで変わることができるようにしたまえ」


こんなところで、第一章について、ざっと触れてみました。


全部で第八章まであるので、全部を取り上げることは出来ないので、どうするか考えてみます。

場合によっては、全部読み終わった時点で全体的に感想を書くだけにするかもしれません。

目次は次のようになっています。

第一章 眠れる予言者から現代へのメッセージ

第二章 地震は起こるのか?

第三章 新しい始祖人類と世界秩序

第四章 新しい精神性とキリストの再誕

第五章 ケイシーの千年期の予言を現代の地質学はどうみるか?

第六章 千年期に関する古代と現代の予言

第七章 内なる千年期への転換を理解する

第八章 内面の地殻変動を創造的に生きる


結構、気になる章がいくつもあります。

今日は、ここまでにします。


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