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都市と地方の連携!「釜石・大槌グルメナイト」レポ

編集長@吉田です。

今回は、3月17日(金)に行われました岩手県釜石市と大槌町の特産品を味わいながら地域の情報を発信するイベント

「釜石・大槌グルメナイト」

のレポートを作成してみました。

これからの都市と地方の連携方法の一つの事例として、他の地域の方々にも参考になればと思います。


会場となる「ちよだプラットフォームスクウェア」を運営しているプラットフォームサービス株式会社では、東日本大震災以前より釜石市や大槌町とは連携を行っており、毎年様々なイベントを開催してきました。

しかし、ここ数年はコロナの影響もあり開催できずにいましたが、最近は感染状況も落ち着いてきたこともあり、イベントの開催へと踏み切りました。

従来までは特産品を食べてもらいながら紹介するようなイベントばかりでしたが、今回はより「都市と地方の連携」を密にするためにも、双方向での連携を試みました。

◆都市⇒地方
今回、このイベントの調理を担当するシェフ「小暮剛」さんにお願いし、事前に直接釜石市や大槌町へ足を運んでもらい、地域の特産品を直に感じてもらうとともに、現地の空気や人に触れ、それを都市の人たちに伝えてもらうことにしました。

◆地方⇒都市
今までは特産品を食べる会場には現地の生産者の方々が足を運ぶ機会はあまりなかったのですが、今回は各産品の生産者の方がに会場にきていただき、商品に対する熱い思いを会場に方々に届けてもらいました。

このような取り組みが功を奏したのか、当日の会場はかなり盛り上がり、生産者の方々も様々なスライドや映像などをもとに、特産品の説明をしていただき、かなり熱かったです!

釜石・大槌地域産業育成センターの二宮雄岳さんより今回のイベントの想いを!
甲子柿についての説明も興味深かった。甲子柿知っています?私は今回初めて知りました

もちろん小暮シェフの料理も参加者の方々へ提供されました。
今回も素材の味を十分に活かした料理に仕上げていただき、どれも美味しいものばかり!

ホタテと甲子柿のコントラストが美味しさを引き立てますね!
一皿目は「泳ぐ帆立貝と甲子柿、新わかめのサラダ仕立て」甲子柿が甘くて美味しい!
二皿目は「サクラマスの和風スープ仕立て」優しい味に癒されます~
鹿肉の焼き加減に大満足の小暮シェフ。素材の味を引き立てます!
三皿目は「大槌鹿のステーキ、小松菜と切干し大根添え、菊芋ソースと味噌醤油入りデミグラスソースの2色で」
お子さんでも食べれるぐらいにクセがなく柔らかく美味しい♪

3品の提供でしたが、それぞれが秀逸の皿になっており、参加者からは満足の声しか聞こえませんでした!
小暮シェフも

料理は90%は素材で決まる。
今回も釜石市や大槌町の素材がよいからこそ美味しい料理ができた。
釜石市や大槌町のポテンシャルすごいですよ!

とおっしゃっていました。

その料理を提供する合間には、生産者さんの特産品への熱い思いを乗せたトークや、生産者さんと小暮シェフのやり取りなどもあり、小暮シェフが現地へ赴いたときのエピソードや、行って初めてわかる現地の素晴らしさなど、楽しい時間となりました。

釜石ヒカリフーズの佐藤社長よりサクラマス養殖について
MOMIJIより兼沢代表から鹿肉ジビエについて
ソーシャルネイチャーワークスの藤原代表より日本酒「源水」について
小暮シェフのトークも熱を帯びてさえわたります!

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、終了間近にはみんな仲良し!
名残惜しいムード満載でイベントは終了しました。。。


こうやって文章で振り返ってみても、今回のイベントはとてもよいイベントだったなーと感じます。
特に、都市と地方が双方向でアプローチし合いながらイベントに臨むことができ、この点がそれぞれを強く結びつけ一体感を生み出し、そのパワーが参加者へ伝わったと思います。

私が今回のイベントの中で一番感じた地方の方々の想いは、特産品を知ってもらいたい、買ってもらいたいということもありますが、何より
「現地に来て味わってほしい、現地に来て感じてほしい」
ということだということを感じました。

やはり現地に来なければ味わえない旬の味というものもありますし、現地の雰囲気の中で食べるからこそ+αで美味しく感じるというものもあります。
いつか私自身が釜石市や大槌町を訪れて、直に体験してみたいと思います。

そして、今回のイベントをきっかけとして、
現地に赴き、現地の人と触れ、現地の美味しいものを食べる
そういう人たちが増えてくれるといいなーと。
またあの美味しいホタテやサクラマスやジビエを、、、食べたいな~。


ちよだプラットフォームスクウェアでは、このような「都市と地方の連携」を目的にしたイベントの開催を応援しています。
このようなイベントを開催したい他の自治体の方々も、ぜひお気軽に以下の連絡先まで連絡いただければと思います。

ここ数年は、都市も地方もそれぞれだけでは生きていけない時代になってきたと感じます。
都市には都市の問題があり、地方には地方の問題がある。
それぞれの問題をお互いが連携し合いながら解決していくことが今後は必要になってくると考えています。

今後も「都市と地方の連携」を進めていきますので、ぜひご期待ください♪




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