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noteに記事を書き続けると認知症リスクが11%下がる!?

頭を使うことがボケ防止になる、とよく言われますが、最近の研究報告でもこのことが実証されているようで、3例紹介します。

成人教育で勉強した人は認知症を発症するリスクが 19% 低下する

タイトル「高齢者の認知機能と認知症リスクに対する成人教育の影響:縦断的分析」

40歳から69歳までの英国バイオバンク参加者28万2,421人のデータを東北大学の竹内准教授らが調査したものです。

英国では様々な成人教育の制度があって、「いい年した大人でも教育のコースを取って勉強してる人」が少なくありません。

こうした成人教育クラスに参加している人は、認知症を発症するリスクが 19% 低かった、という結果になっています。

強力なアルツハイマーの遺伝子を持っていても…

タイトル「優性遺伝アルツハイマー病(DIAD)におけるアポリポタンパク質の遺伝子型と学歴が認知機能に及ぼす影響」

若年性アルツハイマー病の素因を持つ 675人の発症年齢を調べたもので、

高学歴の人は、加えて他の遺伝的要因(APOE e4)を持っていても認知能力が維持される傾向にある、というものです。

ひと言:学歴自体というより、学歴から来る知的習慣の影響かと…

noteに記事を書き続けると認知症リスクが11%下がる!?

タイトル「晩年におけるライフスタイルの充実と認知症リスクとの関連」

オーストラリアの高齢者 10,318 人を対象に10年間調査したコホート研究で、

1.読み書き活動 (教育クラスの受講、手紙や日記の執筆など) が認知症リスクを11%下げた。

2.積極的な精神活動 (ゲーム、カード、チェスをしたり、 クロスワードまたはパズルなど)は、 認知症リスクを9%下げた。

同様に

3.創造的な芸術活動(絵を描く、工作など)は、7%下げた。

4.受動的精神活動(読書、音楽を聞く、ラジオを聞くなど)は、7%下げた。

5.反面、社会活動や外出頻度は、影響が認められなかった。

ひと言:本は読むだけでなく、内容や感想をブログやnoteに書くのが良いですね。


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