[アニメ感想] 100万の命の上に俺は立っている:問答無用でデスゲーム
中学生の主人公が、ある時突然、異世界のようなゲームの中のような世界に飛ばされて、無理やりクエストをやらせることになる。
用意されたクエストをクリアすれば現実世界に戻れ、できないと死ぬ。
問答無用のデスゲームが始まる。
彼は3人目のプレイヤーで、既に2人の女の子が先にこのゲームに巻き込まれている。
この物語の面白いところは、異世界(と思われる場所)と現実を行ったり来たりして、現実世界でも指示されたクエストを行わないといけないところにある。
そして、クエストをクリアするごとに仲間が一人ずつ増えていく。
異世界ものの分類としては、異世界召喚になるだろうか。
現実世界と行き来するタイプは珍しいのだろうか?
ちなみに、召喚先の異世界は剣と魔法の世界で、魔物などと戦うのだが、最初は全員めっちゃ弱いw
それから、一見すると、男の子の主人公の周りに女の子がいっぱい…といったハーレム型の異世界ものっぽくも見えるが、実際は少々事情が異なっている。
まず、主人公の四谷 友助は中二病をこじらせてるような奴で、人間嫌いを気取り、冷めた態度で超合理的な考え方を好むまあまあ痛い奴だ。
だが人並にモテたい願望はあるらしく、彼なりにイケけてる男を演じたりするが、圧倒的に女子に好かれていない。
そんな彼の仲間たちは、もう少しまともな子たち…と思いきや、それなりに現実世界で問題を抱えている者たちばかりだったりもする。
主人公とは真逆の性格の男の子なんかもいて、とても相まみえない感じのメンバーなのだ。
そうした、てんでバラバラな面々が共にクエストをクリアしていくことで、徐々に家族のようになっていくのが胸アツだったりもする。
主人公はクズではあるが、彼なりの理屈でとにかく全員を生還させることに全てを注ぐ。
その姿勢は共感できる部分は少ないが、嫌いじゃない。嫌いじゃないぞ。
そんなわけで、まだ物語の途中だけど、先がとっても気になるのである。
シーズン3やるのかな。やってほしいな。
(2021年11月現在)
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