[アニメ感想] Re:ゼロから始める異世界生活:死に戻る主人公の孤独を思うとゾッとする
『Re:ゼロから始める異世界生活』通称『リゼロ』
現実世界では引きこもっていた主人公 ナツキ・スバルは、ある日突然異世界へと転移してしまう。
転移して早々事件に巻き込まれ、ハーフエルフの女の子と出会い、彼女を助けるためになんといきなり彼は死んでしまう。
そしてはたと気が付くと、最初にこの世界にやってきた場所に戻っており、また再び同じことが繰り返されていることに気が付く。
そうして、彼は徐々に事態を把握していき、自分がこの世界で『死に戻り』をしており、そしてそれを誰にも言えないということがわかってくる。
主人公のまわりには、どんどん女の子のキャラクターが集まってくる、いわゆるハーレムっぽい展開であり、ハーフエルフとか、小鬼のメイドとか、かなり萌えな感じなんだけど、物語自体がめちゃくちゃハードなので、よいバランスだなーと思う。
キャラクターまでシリアスだとちょっと耐え切れないほどエグい話なんだ。
主人公のスバルは現実世界ではわりとダメな奴だったぽいのだが、一途で情に熱く正義感も強いなかなかのいい奴である。
『死に戻り』の定めとなったスバルは、毎度毎度それはそれは壮絶な死に方をして、過去に戻されるわけだけど、こんな経験をし続けてよく精神が崩壊しないなと思う。
心が清くて強い奴なんだ。
このような異世界転生とか召喚ものでは、主人公がなぜ異世界へやって来たのか理由があやふやなものも多いけど、『リゼロ』では当初から誰かしらの何らかの思惑が働いていることがほのめかされて、その謎解きでも大いに楽しませてくれる。
しかも物語が進めば進むほど、怪しい奴ばかりで黒幕が誰なのか、目的は何なのか、ワクワクドキドキなのである。
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