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[アニメ映画感想] 天空の城ラピュタ:空から女の子が降って来た
≪ネタバレはありません≫
アニメ『天空の城ラピュタ』の情報
冒険・ファンタジー /124分 / 日本
公開年:1986年
みんなが「バルス」と言いたくなるやつ。
全く見たことない人にとってはバルスって何やねん…と言ったところではあるだろうけど、これを説明すると盛大にネタバレになるので言いません。
この記事は、『天空の城ラピュタ』を一度も見たことがない人に向けて書いています。
それだったら見てみようかな、と思ってくれたら嬉しいです。
『天空の城ラピュタ』は宮崎監督のスタジオジブリ作品第一号です。
ラピュタというのは、ご存じの方も多いと思うけれどスウィフト著『ガリヴァー旅行記』に出てくる空飛ぶ島です。
そのお話と『天空の城ラピュタ』は直接的なつながりはないんだけど、その両方の内容を知ると、どことなく共通点があるのを発見できるでしょう。
ちなみに『ガリヴァー旅行記』ですが、巨人の国、小人の国が有名ですが、ラピュタをはじめとする、その他のエピソードもえげつないので、ぜひ読んでみてほしいです。小気味よいほどに風刺がすぎる…。
脱線した…。
『天空の城ラピュタ』の舞台は19世紀後半、産業革命中のヨーロッパです。
主人公のパズーは孤児であるが両親が残した家で暮らし、鉱山で仕事をしながら生活している。
その仕事場に、空からゆっくりと女の子・シータが降りて来るんだ。
シータの胸につけたペンダントがほんのり青く光り、その浮かんだ体を受け止めようとパズーが両手を伸ばしてる場面。
これは、この物語において最も象徴的で神秘的でそしてこれから始まる冒険を感じさせる素晴らしいシーンなんだ。
ジブリ史上最高のボーイミーツガールなのでは?
こうしてパズーは彼女が持っていた青く光る石を軍や海賊が狙っていて、しかもそれが、死んだ父親が発見した天空に浮かぶ島 “ラピュタ” と関係があること知る。
ラピュタのことを誰も信じてくれず、詐欺師呼ばわりされて死んでしまった父親の汚名を晴らすために、かれはラピュタを探していたんだ。
パズーはシータを悪い大人たちから守るため、そしてラピュタを探すために、彼女と一緒に旅立つことを決意する…。
バズーは12歳って設定なんだけどね、だいぶ頼もしい男の子なんだ。
こんな子いたら惚れちゃうよね。
ジブリのイメージで空や雲、苔むした廃墟が出てくることがあると思うけど、これらの多くは『天空の城ラピュタ』に起因する。
失われた文明やオーパーツ、オーバーテクノロジーなどに興味がある人は必ず胸躍らせることであろう…。
悪役もかなりクソ野郎で面白いですよ。
あとは…ラピュタを見ると言いたくなる台詞がたくさんあるんだよね。
「バルス」もその中の一つなんだけど…
他には、
「すごいぞぉ、ラピュタは本当にあるんだ!」
「小鬼だ、小鬼がおる…」
「40秒で仕度しな!」
「3分間待ってやる」
「目がぁ……目がぁあああ…!!」
「見ろ!人がゴミのようだ!」
これらは日常使いができます。
さあでかけよう!
一切れのパン、ナイフ、ランプ、鞄につめこんで!
映画のエンディングで流れる『君をのせて』。
名曲です。歌うと必ず泣いてしまう…。
参考になった!という人はスキをお願いします!
『天空の城ラピュタ』
<あくまでも私的な評価>
ストーリーの面白さ:★★★★★
ストーリーの意外性:★★★★★
キャラクターの良さ:★★★★★
映像の美しさ :★★★★★
動きのかっこよさ :★★★★★
※無論★パーフェクト!!!
<チェックポイント>
・舞台:未来の地球
・キーワード:冒険/海賊/財宝/失われた文明
・グロ:なし
・色恋:?
・お色気:なし
・イケメン:〇
・強い女子:〇
・美少年:〇
・美少女:〇
・原作:オリジナル映画
※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。