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なぜ、日本では「空白の期間」を埋めたがるのか。

先日人材会社の方と面談をしたところ、学生時代でさえ、空白の期間があると、「その期間何をしていたのか」と埋めようとする姿勢を見て、しょうがないと思いつつ違和感を覚えた。(その人に対する違和感というより、そういう風潮の日本全体に対して)

欧米諸国では、高校生から大学生になるまでの間一度、自分を見つめ直す期間があると聞く。一度就職した人もまた然り。すぐに自分のやりたいことや武器が見つかるわけではないと思うので、一度立ち止まり、自分を見つめ直す期間があっていいと個人的には思う。また、人生は働くためだけにあるわけではない。旅に出たり、自分の楽しみのためだけに、色んな景色を見たり味わったりする期間があっていいと思う。


なぜ日本ではそれができないのか。また、欧米諸国ではなぜそれが可能なのか。その間の経済的な状況はどうしているのか。制度があるのか。知りたいと思い、ChatGPTやGoogleで調べた。



ChatGPTによると、回答はこうだ。

1. 日本におけるキャリアブレイクの考え方
日本では、伝統的に「空白の期間」を持つことに対するネガティブな見方が根強く、履歴書に空白があると「その期間何をしていたのか?」と問われることが多いです。これは、終身雇用の文化や一貫したキャリアパスが重視されてきたことが背景にあります。会社に貢献することで自己実現を図るという価値観が強いため、個人のキャリアにおける継続性が期待されるのです。そのため、キャリアの途中で立ち止まり、「自分探し」や自己成長のための時間を持つことが少し敬遠されがちです。

2. 欧米におけるキャリアブレイクやギャップイヤーの文化
一方、欧米諸国では、高校から大学に進学する前に「ギャップイヤー」として自分を見つめ直す時間を取る学生が多く、これが大学や社会でも尊重される傾向にあります。キャリアの途中での休暇も個人の成長や視野の拡大に繋がるものと評価され、再就職時の柔軟なサポートも見られます。
これは、個人の自己実現や自律性を尊重する考え方が社会全体に根付いているためです。欧米ではキャリアや人生を「自分自身のプロジェクト」と捉え、自己の成長やリフレッシュのために仕事を離れることが推奨されることもあります。また、雇用契約が転職を前提に柔軟なため、ブレイク後の復帰も比較的スムーズです。

3. キャリアブレイク中の経済的サポート
欧米の多くの国では、キャリアブレイクをサポートする制度や経済的サポートがあります。たとえば、ドイツやオランダには「育児休暇」「学業休暇」として一定の休暇を認める制度があるほか、フランスには職場復帰プログラムが充実しています。また、英国ではギャップイヤーを過ごす学生向けの奨学金や財政支援があり、サポートも幅広く行われています。

なるほど、なるほど。
やはり制度も整っているのだなぁ。「ギャップイヤーを過ごす学生向けの奨学金」もいいなぁ。


日本だけでなく、アジア全体に言えることなのかもしれないけれど、
高校在学中に専攻を決めて受験するので、自分の興味があるかわからないまま選ぶことになる。理系で医学部が難しいから工学部、なんてこともある。


こういう、自分の興味や特技を探す前に、決めなければならないのも、自分らしさがわからないまま社会に出て、磨くことができず、かといって立ち止まることもできない状況を生んでいるのかなあ、、なんて思った。

この辺り、もう少し深めてみたい。
とりあえず、調べて感じたことを綴っておく。


(時間やエネルギーの使い方が上手だなぁと感じる人は、インプットしたことをアウトプットするのが上手な人、という印象があるので。私もまずは未完成でも、今の時点でわかっていることをアウトプットしておきたい。)


▶︎参考記事

https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2005/07/pdf/047-054.pdf


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