大人にもおすすめしたい児童書〜「つくも神」のおもしろさ〜
こちらのnoteを覗いていただき
ありがとうございます。
ここ最近
「子育て」についての記事から
遠のいていたことに気づきました。
久しぶりに記事にしたい・・
そう思ったのが「児童書」です。
おすすめしたい児童書と
子供たちが小さいころの反応など
まとめてみました。
おすすめした本に
ご興味を持っていただけるとうれしいです。
では最後までお付き合いくださいね。
読書を元にした学びの教室
息子2人は大学生と高校生ですが
小学生の頃に通っていた習い事の一つに
「グリムスクール」というのがあります。
グリム童話から名前を考えたと思われる教室。
大元は大手のベネッセ。
普通の主婦をされている方が
研修を受けて自宅で週に一度
読書を通じて読み取りや書き取りを
してくれます。
実際の内容をわかりやすく書いてみますね。
↓↓
🔸グリムスクールのシステム
① 月に1冊決められた本が自宅に届く
(子供や親が選ぶのではなく年間予定表があります)
② 月の最初の教室の日まで指定されたページまで読んでくる(宿題)
③ 教室の日に「登場人物」「読んだページまでの内容」について先生と話し専用のノートに書きとめる
※上記の内容を1冊に1ヶ月かけて終わらせる。
今回紹介する児童書は、子ども本人が選ぶわけではなく定期的に「何が届くか分からない状態」で与えられた本になります。
親として目に留まらないものであったり視野が広がるようなものであったり、1冊ずつご紹介するに値するものばかりでした。
伊藤遊著「つくも神」
長男が小6のとき届いた本。
<<見出しの紹介文>>
マンションの放火騒ぎの翌日、ほのかはエレベーターの中に、こわい顔をした奇妙な置物があるのを見つけた。それ以来、ほのかと兄の雄一のまわりで不思議な事件が続く。ほのかはなぜか隣の家のおばあさんと土蔵にひかれてゆくが…。長い時を経て魂を宿した道具たち、「つくも神」の物語。
<<簡単な紹介>>
小6の女の子が主人公。
怒りっぽい母親と落ち着いた父親
不良っぽい友達のいる兄との4人暮らし。
「九十九(つくも)神」と題名に出てくるくらいですからファンタジーも要素も含まれいます。
ファンタジーとなる一部分
長い間使われてきた道具がいつしか魂を持ち動き始めるという「九十九(つくも)神」の思想を背景にしているところ。
主人公は家族のことやクラスメートのことで悩みがちな毎日。
そんな中で出会った、命を宿した土蔵たち。このつくも神となった土蔵たちによって主人公の女の子が勇気をもらう場面が見どころです。
また日々の出来事に流されて忘れがちな「物を大切にする心」を思い出させてくれるので、子供だけでなく大人にもおすすめですね。
当時の長男の反応
もともと読書好きだったこともあり
指定されたページまでではなく
ほぼ一気に読み終えていました。
最初の一言は「おもしろかった」
現実にはありえないよね・・と。
(冷めた意見でした・・)
と言いながらも引き込まれていた様子。
自分で選んで買う本または借りた本とは
また違う新鮮さがあるようでした。
まとめ
✅ 読書を元にした学びの教室について
✅ 伊藤遊著「つくも神」のあらすじ
✅ 「つくも神」の簡単な紹介文
✅ 当時小6だった息子も楽しめた1冊だったこと
🌿おわりに
息子たちが<グリムスクール>に通ったのは
それぞれ3年間になります。
ご紹介したい本はまだまだたくさんあるので
定期的な記事にしようと思います。
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました。
過去にはこちらの児童書も記事にしています。