Anker Nano II 65Wレビュー: 550円Type-C万能ケーブルでスイッチとかThinkPadとかiPadとかを充電してみた
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まいにちまいにち、オリンピックや「PayPay夏祭り」や「たぬきの大恩返し-夏-」など忙しくて仕方ありませんね。どうせならエンドレスになるのは8月下旬じゃなくて7月下旬の方がキャッシュバックが多くていいのに、と思いますね。まぎれもなく夏です。
そんな中、夏とはまったく関係なく、7月末に新発売した高性能軽量充電器と、手軽に手に入るわりにあまり怪しくないUSB-C充電ケーブルの話をします。
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550円万能ケーブルとは
ダイソー550円万能ケーブル、という名前の方がポピュラーらしいんですけど、最近キャンドゥでも売ってるのを捕捉したので「550円Type-C万能ケーブル」という名前でご紹介しますが、コレのことです。eMarker内蔵USB PD対応のCtoC USB2.0ケーブルですが、特徴はコスパというよりも全国の100円ショップで売ってるところ。amazonで商品候補の山から吟味しなくても、出先でほしくなっても、近くの100均で買えるってところです。
ご存知の方も多いかと思いますが、「USB-Cタイプ」のケーブルは、見た目が同じで挿しこみ口の形状が同じにもかかわらず、中に入ってる「抵抗」と呼ばれる部分が製品によってさまざますぎるやろ~~問題があります。
詳しくは説明しませんが、新しく買ったスマホを昔使ってたスマホの充電ケーブル刺さるから使えるやん!ラッキー!とか使うと、本来の充電速度が出なかったり、過充電でえらいことが起きたりします。
で、amazon含むネット上やリアル店舗の雑貨屋には優良品から粗悪品まで死ぬほどあふれており、モノによってはパッケージに書いてある仕様と違うやんけみたいな極悪品もあって、もはやどれ買ったらええねん状態だったのですが、ダイソーやキャンドゥで上記「550円万能ケーブル」と銘打った商品の販売が始まりました。
「この万能ケーブルとやらは、ダイソーで手軽に買える割に品質は悪くない。旅行先や出先で充電ケーブルが欲しくなったらダイソーやキャンドゥに行けばまあまあ使えるものが買える」というネットメディアから記事が出たというのが、ここまでのあらすじです。長いね。
Anker Nano II 65Wとは
そして、アンカージャパンの「Anker Nano II 65W」といえば、ガジェクラにはおなじみ、Amazonでやたら売れている充電アダプタです。2021年7月末新発売のやつ。(Anker公式はここ)
新技術により小型軽量化を果たしつつ、スペックばっちりみたいな充電アダプタです。主観的メリットデメリットを列挙するとこんな感じ。
ちなみに、このAnker Nano II シリーズは、Anker Nano II 65Wのほかに Anker Nano II 30W と Anker Nano II 45W の3種類があります。パソコンも充電したいなら65Wで、スマホだけなら30Wも悪くないかと思う。ただし、30Wはプラグが折りたためない仕様です。
①ThinkPad E495充電してみた
というわけで本題。この550円万能ケーブル+Anker Nano II 65Wでいろいろなものが本当に充電できるのか確かめてみる。
まずは一部界隈で有名なコスパお化けノートPCであるThinkPad Eシリーズ。所有機はThinkPad E495。標準アダプタ(65W)と比較してみると大きさ重さの違いは一目瞭然。
充電してみたところ、問題なく認識された。充電OK。
②ニンテンドースイッチ充電してみた
ニンテンドースイッチは純正アダプタがちょっと特殊な電圧で、充電できるアダプタが少ないけど充電できるだろうか。
ちなみに、検証用の個体はいわゆる第二世代ニンテンドースイッチ(HADモデルで「バッテリー容量が大きくなったモデル」というやつ)。
問題なく充電マークが出た。このまま「チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!」をやりながら待つと…。
給電ではなくちゃんと充電されていることがわかった。10分間で残量は12%→20%になった。このあとはyoutubeアプリで適当な動画を再生させながら充電していくと…。
こんな感じで順調に充電されていった。携帯モードやテーブルモードで遊びながら挿しっぱなしにしておけばしっかり充電されるみたい。
ゼルダの伝説BoWのような3Dゴリゴリゲーをすると多少は伸びが悪くなるんじゃないかとは思うけれど、代用品としては申し分なし。しかも…
ニンテンドースイッチ純正ACアダプターの代わりに、ニンテンドースイッチドックに挿しこんだらちゃんとTVモードとしてモニターに出力された!
本来、ニンテンドースイッチのドックへは、純正ACアダプタしかサポートしてないはずなので、本体ソフトウェアアップデートによって使えなくなるかもしれないが、とりあえず今日現在では使える。ナイスだ…!
③iPad Air3充電してみた
ちょっと古いけれどiPad Air3を充電したらどのくらいかかるだろうか。iPad純正アダプタとの大きさ、質量比較とそんなには変わらない気がするけど、性能差はどうかな…。
iPad Air3のバッテリ容量は9,720 mAhとかなり大きいので、標準付属のアダプタだと3時間ちょいくらいかかるかなあ、と思うわけですが。はたして。
バッテリ10%→90%の所要時間: 1時間24分。iPadは充電の仕様が細かく公開されていないので、数値的にはよくわからんけれど、体感的には純正アダプタよりけっこう早く感じた。
結論:思ったよりけっこういいじゃん
個人的には、ThinkPadに充電でき、ニンテンドースイッチに充電でき、iPad/iPhoneに急速充電できるというだけで、出張や旅行にはAnker Nano II 65Wとケーブルだけを持っていけばOKということになるので、重たいThinkPad用充電器も不要、ニンテンドースイッチ充電器も不要、場合によっては重たいモバイルバッテリーも不要ということで荷物がめっちゃ軽くなる。めっちゃええやん。
というわけで、ThinkPad Eシリーズをお持ちの方にはリコメンドできます。Eシリーズ以外のThinkPadは使えるかはちょっと怪しいみたいなので、調査の上おもとめください。または人柱お待ちしてます。会社に置いときっぱなしにする用途にもいいと思います。本体もツヤ消しでちょっとかっこいい気がする。
タイムセールを狙うと数百円安く買える気がしますが、たかが数百円ですので、納期がすぐなうちに。おいでよストレスフリーな充電生活の森へ。
※本文中ではUSB-C to USB-Cケーブルは「550円万能ケーブル」をおすすめしていますが、USB-C to LightningケーブルについてはApple純正またはMFi認証を取得したもの(たとえば上記のAnker PowerLine II)をおすすめします。本文中ではApple純正ケーブルで検証しました。
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