東京美術館巡り(2)アルチンボルド展@国立西洋美術館
娘と一緒に東京に遊びに行った折に数時間別行動を取り、私1人で世界文化遺産・国立西洋美術館で開催中の「アルチンボルド展」と常設展を観てきました。
何の予備知識もなく行ったものですから画家の名前も生きた時代も知らず、全く期待はしていませんでした。
ところが、実際に観たら私にとっては予想をはるかに裏切る素晴らしさで、時間を忘れるほど見入ってしまいました。
作品が描かれた16世紀は、サイエンスが脚光を浴び始めた時代です。特に自然科学系の研究が飛躍的に進み、現代科学の礎となったという歴史もあります…たぶん。
レオナルドダヴィンチ、アルチンボルドを始めとする画家達の作品は、芸術に疎すぎる私にはアーティスティックな良さについて語ることはできません。
けれども、子どもの頃から生き物が大好きで、ネイチャーフォトをライフワークとしている私にとっては、その芸術性よりもむしろ画家達の自然科学への造詣の深さに感じるものがありました。
そんなわけで、今回もよい美術館訪問となりました。
追伸:この画家絵は恐らく大きく好みが分かれるでしょうが、自然科学や生き物に興味がある方はかなり楽しめると思います。
画像:iPhone7で撮影