子が納得して行動するのを助ける1〜絵や文字を使って端的に〜
年末、立て続けに二件、
お母さんからの相談がありました。
①「子を医療機関に連れていきたいが行ってくれないので、説得してほしい」(ドクターから、ちとせスタッフから話してもらうのがいいのでは?と助言があった)
②「学校とちとせの両方通っている意味を伝えたいがうまく伝えられる自信がないから助けてほしい」
どちらのケースも、お母さんなりに伝えられているのですが、子が納得できていないようです。
お子さんのその発達なりに、できるだけ納得して行動して欲しい。
というか、納得しないまま進めては後でシコリになって残ることになります。
あ、そうなのか。
そんな必要があるんだな。
そういう意味があるんだな。
その子がわかるように伝えてみましょう。
話し言葉で理解できる場合でも、絵や言葉にして書いて補足して見せながら伝えましょう。
話し言葉はどんどん入力されますが、消えていきやすく、その時わかったつもりになっても、
「結局なんだったっけ?」となりモヤモヤすることかほとんどです。
ですが、紙に書いた絵や言葉はずっとそこにあります。
そこにあって、思い出させてくれます。
しばらく見ていた文字や絵は、印象に残ります。
また見返すことができます。
わかってはいても、ついつい話し言葉だけで大丈夫なんじゃないかと思い、またわかってほし過ぎてくどくど長くなりがちではないでしょうか。
短い言葉で、端的に伝えてみましょう。
この2ケースを結局どう対処したかは、続編をお楽しみに。