【動画紹介】真っ白なキャンバスが成し遂げた「歓声OKのライブ」という偉業と、それを現地から世に伝え広めた茅原実里さん
これは現在の状況において「歓声OK」と宣言して行なわれたものであり、政府が定めたルールを守ることは無論、会場であるステラシアターとも慎重に検討を重ね、さらには山梨県にまで相談した末に実現したものだということです。
実際に現地にて応援されたという茅原実里さんの言葉を抜粋します。
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このライブで白キャンさんは約2年4か月ぶりにコールアンドレスポンスを解禁するんだって
コロナ禍になってからライブアイドル業界も苦しい時期が続いていて
解散してしまうグループも増えているそう…
でも、このまま傍観していては何も変わらない!という気持ちで
コールアンドレスポンスを解禁してライブすることを決断したんだって
歓声ありのライブは政府が定めるルールや基準をしっかり守れば開催してもOKらしいんだけど
実際はいろんな事情でなかなか実現していないらしい
今回はステラシアターさんと検討を重ね、開催地の山梨県にも相談して
たくさんの方の理解を得ながら時間をかけて準備してきたそうです
業界的にも大きな一歩を踏み出す白キャンさんにエールを送りたい!
(茅原実里さん公式YouTubeチャンネル「minorhythm」動画より)
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「実際はいろんな事情でなかなか実現していないらしい」というのが、どこかで聞いたなにかと酷似しているように思うのは私だけでしょうか。
現代の世相において、いくら政府の基準をクリアできるとは言え、実際にこれをやってのけるまでにどれほどの壁が彼女たちの前に立ち塞がったことでありましょうか。それを想像することは難くありません。それは法的云々のみならず、世間体であったり同調圧力であったりしたかもしれません。「前例がない」という言葉だったり「何かあったら責任を取れるのか」という言葉だったりしたかもしれません。すべて想像ですが、そうした有様が容易に想起できてしまうのが悲しき我が国の現実です。コロナ禍の所為ばかりとは言えますまい。
それでも彼女たちは道を切り拓くことを選びました。
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しかし、いつまでも傍観していては何も変わりません。
私たちは、皆さんと一緒に、その場にいるだけで身震いするような、心に残る熱いライブがしたいです。
(真っ白なキャンバス フリーライブ2022夏告知ページより)
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彼女たちが河口湖ステラシアターと共に踏み出したその一歩は、コロナ禍におけるエンタメの閉塞を打ち破るかもしれません。
その偉業を現地から伝え広めるのは茅原実里さん。昨年まで13年間に渡って河口湖ステラシアターで夏のライブを行なってきた先人として、その熱い想いを真っ白なキャンバスさんたちへのエールと共に伝えてくださっています。
タイトルは「いつ振りだったかな、会場いっぱいに響く大声援。」
皆様も、どうか思い出して。
最後に思いっきり歓声をあげたあの日のことを。