夢占いや夢診断は迷信💢本当の自分を知るには?
夢占いや夢診断といった本はたくさん出ているが、解釈はすべてバラバラです。
著者の経験や持論を基に書かれているため、著者との共通項がある人には、うなずく部分も多いでしょうが、当てはまらないことの方が多いのです。
「公理」という言葉の意味は何でしょうか?
一般に広く通用する真理・道理。
真なることを証明する必要がないほど自明の事柄であり,それを出発点として他の命題を証明する基本命題。
というようにわざわざ証明しなくてもそれが当たり前であるというものは、夢占いや夢診断からは導き出せません。
例えば、「リンゴ」というキーワードが出てきたとします。それは、ある人にとっては白雪姫の食べた「毒リンゴ」の象徴であり。ある人にとってはロビンフットが頭上のリンゴを矢で打ち抜いた「正確性」を表します。このように人によって導かれるべきメッセージは千差万別です。
また、夢の中とは無意識下によってコントロールされた世界なので、意識によってコントロールされた世界と違って制御が外れているため、非常に独断的になります。夢の中では、人を殺すこともありますが、実際に殺人を犯すことは犯罪になります。要するに、夢の中とは何でもありの世界でそこからのメッーセージを読み解くなんて、無意識の中の下等な世界から引用するという実にばかげたものになります。
赤ちゃんが、夜泣きしました。起きているときに飴が食べられなくて夢の中で悔しくて泣いているのかもしれません。赤ちゃんが、寝ながら笑っています。昼間に食べられなかった飴を夢の中で食べて満足しているのかもしれません。
無意識下の世界とは、それくらいの話なんです。
ゆめゆめご乱心なされるな(笑)
現実的には、悪夢にうなされる時には、ビタミンB1が不足しているといわれています。
他のビタミンと合わせて、常に正気を維持するために飲んでください!
それでは、夢によって解決できなかったことがカウンセリングで解決した一ご覧ください。
亡くなった母の家の片づけを連日一人でしている。へとへとになって眠りについたその夜、夢の中でほとんどあったことのないいとこが現れて、「○○(本人)は、障害者だから。」と言われて目が覚めたとのこと。
それから、自分が障害者だとほとんどあったこともない親戚に言われたということが頭からこびりついて離れないとのことだ。
確かに障害を持っているが、健常者以上に仕事で結果を出して来たから、それについては卑屈になることもない、障害は克服してきたから何とも思っていないのに、なんでそういわれたことにモヤモヤが止まらないのかが分からないという事だった。
そこで何度も夢を見る前の「現実で何が起こったのか?」を検証してみることにした。仕事をしてきた時代から中学高時代のクラブ活動に至るまでを想起してもらった。
そうすると突然「あ~障害者だからと思っていたのは俺だった。」と新しい発見でもしたかのように陽気になった。結局、過去のトラウマなどは見つからず、夢を見た日の昼間に戻ってもう一度、出来事を見直している時だった。
連日の猛暑に、クーラーも切った中で片づけをしていた。体力は限界だったのである。疲れ切って自分自身が、「やっぱり障害者だから。」と思ったことに気がついた。
周囲から、「障害者」だと責められたわけではなかったことに、自分で気がつけて良かったね。
この暑さ、健常者でもダウンしちゃいますから、涼しくなるまで片づけはいったん休憩した方が良いのでは?で話は終わった。
夢なんか参考にしなくても、答えはちゃんと自分が持っている。
そのことが本当の「公理」なんです!
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