見出し画像

【三福まいり】初詣パスを使って詣でて効率よくなんかええモン貰う

阪急電鉄が出しているお正月のお得なチケットでハシゴする初詣。

チケットは一日乗り放題で、安い・速い・お得!に参れちゃうのが「三福まいり」です。

なんてったって三福のうち2つの中山寺と清荒神は歩いても1時間かかりませんからね。
それを電車で行くんだから速い速い。

速いんですけれども門戸厄神へは大晦日の夜に別途電車賃を払ってわざわざ行っております。
これには今年ちょっと目的があったのでね。

大晦日の24時から100円以上の寄付で、

100円以上の価値あるええモンがもらえるので、それをもらいに。

数量限定ですので、21時半頃から並ぶと確実に前の方かなァと思いますが、コロナ以降、電車が終日運行をやめましたのでね帰宅難民になることは覚悟の上でお並びいただくカンジとなります。

並んだのは1番だったんですけどね、なんせ今年初めて並ぶので場所がわからなくて、

4番目になりましたよ、と。
でも4番目だろうと1番目だろうと確実にお年玉は手に入るのでね。

置物は鈴で、優しい音色。

この干支の鈴はいろんな神社で1000円くらいで売ってますので、100円で帰宅難民になるか1000円で寒さから亡命するかをお選びください。

初詣パスには記念品授与チケットがついていて、門戸厄神でもらえるのは破魔矢でございます。

この破魔矢は1000円で売っているものですからね、初詣パスが700円なのを考えても、もうお得ですね。

夜を明かして冷え切ったカラダに鞭打って清荒神まで行ってもいいのですが、一旦「逆瀬川」で降りまして伊和志津神社のお焚き上げで暖を取るのも良し。

とんど焼きは15日の午前中に別にあるんですが、

15日に来れない人は1日にお焚き上げしてもかまいせんのでね。
守衛さんに「古いお札はどうしたらいいですか?」て聞いてた人が「ココで燃やしてください」て言われてたんでOKです。

しかしながら、配慮があるといいなァと感じますのは、破魔矢などをね豪快に投げ入れますと火の粉が飛びまして、

あったまっている人のダウンや着物に穴がほげてしまいます。

故人の袴、祖母の形見の着物で詣でている私のように、替えのきかない参拝者もいるので穴がほげると繕うほかないのでございます。
穴ほげたその瞬間はショックを受けたものですが、今となってはこれぞ諸行無常の響きありて感じで、この世に変わらないことなどないのだなァとつくづくそう思います。
近づくとあっち~ので大変ではありますが、火傷しない程度に近づいて、そ~っとくべていただくと、みんなに優しいお焚き上げとなりますので、どうぞお変わりあそばせ。

「スサノオ、いのち。」
「推し活かよっ!スサノオノミコトや。イザナギノミコト・イザナミノミコト・ニニギノミコト。神様の名前の最後のは全部ミコトやねん」
ミコトかァ~」
友達みたいに言いないな。

さて、そうこうしていますってぇと悠長にかまえていつまでもあったまってもいられませんよ。
初詣パスの記念品は早朝と16時以降は授与できませんのでね。

夙川まで2駅行って西宮神社へと参りましょう。
福男が走るえべっさんですね。

ココでもらえる記念品が参拝証。

初詣パス、デジタルチケットだと100円安いのですがこの参拝証がもらえません。
100円以上の価値があると思う人はぜひ物理チケットで。
この参拝証の根付の色は毎年変わります。

記念品は最大4つもらえますのでね、16時までにあと2つですから清荒神へと急ぎましょう。
クネクネした龍の参道ですのでね、まぁまぁ歩きますよ。

クネクネ1.2㎞

せっかく巳年なので途中の白ヘビを見ておきましょう、竹細工屋さんの中にいます。

ヘビがベロを出す瞬間を撮るのは難しい

清荒神は拝殿の裏「荒神影向の榊」つぅ柵で囲われた榊の砂利に賽銭があって、この柵から棒が何本か出てますので「棒でお金を掻き寄せてもらう」というアクティビティーがございます。
他にも「お地蔵さんの頭めがけて柄杓を大きく振りかぶって思いっきり水をかける」とか、ウォーリーを探せよりもダンゼン探す「竜王滝にある岩場に佇む小さな不動明王がドコにあるか全然見えない」とかの、ムズムズアクティビティーが楽しめます。

アクティビティーだらけの清荒神でもらえる記念品は、招福箸。

箸をもらったところで一旦、売布神社で箸休めをしときましょう。

記念品はもらえない神社なんですが、お焚き上げがあるので暖が取れます。ここでは、薄っっっすいおみくじを引きましょう。

なかなかの階段数

煩悩の数だけあんのかなァ~と思う階段をせっせと昇降する売布神社。

とにかく渋さ際立つ売布神社

チケットの記念品はもらえないのですが、正月にしかもらえない福飴がもらえます。

顔が毎年違いますからね、まごうこと無き手作り感がハンパねぇ。

金太郎飴なんだけど1コ1コ表情が違う
今年はカワイイほう

不細工な時はすんごいブサイクなんですよ、この飴。

福笑いの要素があるのかな
1年後にはピンクの飴が白くなる

私は「おみくじは売布」「おまもりは中山寺」て決めてるんですが、他のところでもバンバン買います。
そうすると「決まってないやんけ!」とのツッコミをいただくのですが「決めてる」が「何を決めてるのか」て部分をですねぇ、勝手に決めないでいただきたい限りなんですね、私は「正月にひとにすすめるなら」おみくじは売布おまもりは中山寺と決めてるのです。
「私が買うのは」とは、一言もゆぅとらん。

私が正月にひとにすすめるおみくじ場である売布は、何でもない日に行ってもおみくじはやっておりません、私が行った日たまたまかもしれませんが、平日の夕方は人っ子一人おりませんでした。
そもそもお守りの小屋に人が常駐していないんです。
お手水場の水も出て無くて、自分で蛇口をひねって水出してきちんとしめて帰らなアカンのですよ、売布セルフ。
だからおみくじが引けるとしたら正月しかチャンスはないかもね、知らんけど。
もしかするとどんと焼きくらいまでは引けるかもね、知らんけど。
正月三が日に引いとくのが確実だとは思いますよ。

売布を超える渋いおみくじに当たったことがありません、私はまだ。
ペッラペラの薄っっっすい和紙のおみくじなの。

裏の指が透けて見えるんだから。

清荒神で棒で掻き集めた賽銭あったでしょ?
あれを財布に入れるのに、このおみくじで巻いたりね、5円玉をいただいたならこのおみくじを紙縒りにして穴に通して結わえておくとかすると、ご利益が倍増するかもしれません、知らんけど。

知ったかぶってばかりだとアレなんで次へ進みましょうね、最後は中山寺です、駅は中山観音駅。

余談ですが一日乗り放題なので伊和志津神社の逆瀬川駅から清荒神清澄寺の清荒神駅に行くまでに出て来る宝塚駅で降りますと、宝塚歌劇の大きな羽根が背負えるフォトスポットがありますので、タカラジェンヌになりきれます。
どんな場所でなりきれるかと言うと、

こんな場所。

ホームのドン突きにひっそりあるフォトスポット

女優ライトが照らしてくれてなかったら侘しくて侘しくて、

タカラジェンヌになんてなれるかいっ!てなモンですが、この場所でタカラジェンヌになりきれるメンタルがあれば、どこでも生きていけそうな気はしますね。

中山寺には「お正月にしか売ってない交通安全のお守り」があります。
それが、

馬蹄守1000円

「馬蹄守」ですが、売ってる場所も限定的なんです。
門をくぐってすぐ左「総持院」にございます。

中山寺は古いお札やお守りを入れる箱が用意されているのですが、スタッフが焚き木のトコに持って来てお焚き上げしてるんで、参拝者が直接くべてもOKです。

中山寺のココ、

ネットでライブ配信されてる場所なのでね、滅多なことはするもんじゃありませんよ。

あと中山寺でやっとくべきなのは「餅つかみ」くらいですかね。

鏡餅みたいな土台の塔がありますので、遠近法を使ってうまく餅をつかんでみてはいかがでしょうか。

餅つかみの中山寺でもらえる最後の記念品がこちら。

なんだと思います?

「招福吉祥飾紙」一年の除災招福・家内安全を祈念して床の間や玄関などに貼る「宝来」の飾紙です。

三福まいりプラス

西宮戎・伊和志津神社・売布神社。

初詣パスでは服部天神にも足をのばせるので、サクッと時短で三社参りするなら「三福」がオススメです。

いいなと思ったら応援しよう!

千徒馬丁
サポートをしていただいてもいただかなくても文章のクオリティは変わらない残念なお知らせをしますこと、本当に残念でなりません。 無料の記事しか公開しませんのでいつでもタダで読めます。 この世にはタダより怖いモノはないらしいので記事ジャンルはホラーてことで。

この記事が参加している募集