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忘れやすい子育ての日常を思い出に残すクセ
1.5倍速の早送りの毎日
子供が生まれてあっという間の3年だった。
これから、また新しい家族が増える。産まれてから1年間は、人生で一番早い1年だった。夫婦共々、寝不足でイライラしてたし、喧嘩も増えた。それでも家族としてのチームの結束力は、だいぶ絆が強くなった。家庭経営をしている経営者としては、多くの資産が積み上がっていると実感できる。家庭経営は、毎日が勝負。これは、会社経営と何も変わらない。
忘れないための三種の神器
写真や動画を撮ることが、子どもができてから圧倒的に増えた。容量はTB(テラバイト)という初めて聞いた容量を使っている。写真や動画を整理使用にも、そんな時間はないし、消すこともできない。「みてね」という写真・動画共有サービスを使っているものの、そのサービスが無くなったらどうしようと不安になり、スマホの端末に残しておきたいと気持ちになる。
0〜1歳児には、ぴよログも使っていた。オムツを何時に替えたか、熱は何度か、ミルクはいつどれぐらいの量を飲ませたか、何か異変はないかなど、チームで共有するために、導入された。それが3年経つと、貴重な財産になっている。いわゆるリアルな子育て攻略本だ。ふりかえれば、一言でも日記をつけておいたら、本としてとても素晴らしい資産になっていたはずだ。仕事では、Googleカレンダーだが、家族用のスケジュール共有としてTimetreeというアプリも使っている。最初はLINEでやっていたが、これまた忘れてしまう。
家庭経営の基礎は、資産を貯めていくこと
家庭を経営し安定的な基盤をつくることは、いつも考えている。外部環境のリスクはある程度予測できるが、内部環境のリスクは読めない。何よりも重要なのは健康経営。家庭経営を維持するためには、健康経営に一番気を配らなくてはいけない。コロナに全員かかった時は、家庭経営の危機だった。全員コロナ感染しているから、全員調子悪い。子どもは3日間泣き喚いていて本当に心配だったし、妻も同じように苦しそうだった。私もきつかったのだが、1日で治った。振り返ると、気持ちで治したのではないかと思う。人生なんとかなる。
こういった健康を害するタイミングも3年も経つとタイミングがわかってくる。これも記録のおかげだ。4月から5月3週目ぐらいまでは、毎週のように子どもが保育園から何かしらの細菌を持って帰り、風邪を引き、それに夫婦両方もしくはどちらかが感染するという状況になる。2年連続なので、今年もあるのだろう。
子育ては1.5倍速の毎日。とにかく忘れやすい。いろいろ記録を残しておくと、家庭経営は安定し始める。是非、記録をおすすめしたい。