放送大学の大学院で教育学を学んでいる。
放送大学の大学院には、正式に入学する前に、少しずつ単位を取れる仕組みがある。
これはとても便利で、先に余裕を持って卒業に必要な単位を取ってしまい、本入学後に研究に集中できるのである。
社会人が大学で学ぶには、ゆとりが必要である。
働いたり、子育てをしたり、介護をしたり。どうでなくったって、自力で生きているだけで、十分大変である。
昨今は通学制の大学生もそのような学生が一定数いるようで、年収の壁の問題とも結びついて話題になっている。
学業に集中できる仕組みを整えるのと同じくらい、自分の生活を続けながら学べるような仕組みも大事である。
通信制大学は、そんな権利を守るために、とても大事な場所になっている。
とはいえ、単位を取ることは簡単ではない。僕の場合は、まだ授業の約半分の視聴が残っており、1月中に試験も終えなければならない。
ちょっと、焦らなければならない。