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留学中初めての一人旅。続いてシェイクスピアの故郷・ストラトフォード=アポン=エイボンへ
イギリス留学中、友人達と何度か遠出をする中で、イギリス内の宿泊や移動方法など、旅に必要なノウハウは少しずつ教えてもらった。
今度は、一人でも行ってみたくなった。そして留学中、初めての一人旅。
今回の目的地はオックスフォードとストラスフォード=アポン=エイボンだ。今回の記事ではストラスフォード=アポン=エイボンについて。
(↓過去の記事はこちら)
シェイクスピアの故郷・ストラトフォード=アポン=エイボン
Stratford-upon-avon(ストラスフォード・アポン・エイボン)は劇作家であるシェイクスピアの出身地だ。あの有名な「ロミオとジュリエット」を書いた人である。
この町にはシェイクスピアの生家など、シェイクスピアに関連する場所がいくつもある。
シェイクスピアは1564年生まれ。それほど古い歴史的な建造物が今でもこの町には点在しているということだ。
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シェイクスピアゆかりの地
ウィリアム・シェイクスピアは、1564年に生まれ、ここで幼少期を過ごしたそうだ。彼の生家は今有名な観光地になっている。
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アン・ハサウェイの生家
シェイクスピアの妻、アン・ハサシェイの家。実際にシェイクスピアの家族の住居であったのが、ここアンの家だ。
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シェイクスピア18歳、アン26歳で結婚したとある。シェイクスピアとアンとの結婚については色々な話があって、正直どれが本当の事だったのかわかならいほどだ。
家の中に入って見学することもでき、さまざまな資料が展示されている。中には当時のままの家財が残されていて、当時どんな生活を送っていたのかを肌で感じることができる。
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この他にもメアリー・アーデンの家(シェイクスピアの妻アンの父の家)やロイヤル・シェイクスピア劇場など、シェイクスピアにまつわる場所が町の点在している。
歴史的な建築物
シェイクスピア関連の場所だけでなく、街を散策すると味のある建物をいくつも見かけた。
中でも記憶に残っているのがこちらの家。童話や絵本の世界に出てきそうな家そのもののイメージだった。
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何だか凸凹していておもしろい。後で調べてみるとここはホテルのようだ。何度か改装されているが、建物自体は17世紀初頭に建てられたものらしい。
雰囲気の良いカフェ
この日は、あいにくの雨。移動するのも少し疲れたのでお茶にすることにした。適当に決めたカフェだったがとても雰囲気が良かった。
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やはりイギリスは紅茶。安いし、美味しい。私にとってこのようなひと時は、いままでずっと「コーヒーブレイク」だったのだが、イギリスに来て「ティータイム」の良さを知った。
アヴォン川
このストラスフォードは川沿いにある町だ。その町の名前Stratford-upon-avonという長い名もずっと気になっていたのだが、このavon(エイボン)は、このアヴォン川の事を指す。
そもそもこのエイボン(Avon)はウェールズ語の「アヴォン」らしく、「川」を意味するようだ。つまり川という言葉がそのまま地名になっている。
そのアヴォン川沿いには散歩道や公園があり、ここの景色や雰囲気も中々のものだった。散歩するにはうってつけの公園だ。
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シェイクスピの銅像もあり、その奥にはたくさんの船が見える。この船がナローボートと呼ばれるものだ。
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このナローボートと呼ばれる船は、レンタルができるようで、1日や数日間のレンタルができるほか、長期間のチャーターなどがあったりするらしい。
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自分のペースでゆっくりとこの船でリバークルーズなんて、とても楽しそうだ。私も乗って見たかったが、レンタルなんてとてもじゃないができない。
中には観光客用に遊覧船のように出ているものもあるらしいが、残念ながらこの時は見つけられなかった。
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ただ船に乗らなくとも、ゆっくりと川沿いを歩くだけでも私には十分だった。
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