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季節のかんし便り 〜 11月 〜
算命学は季節変化をとても重要に捉えます。
時間と空間から成り立つものですので、時間の移ろいにより空間も変化します。
古代東洋人は、日常をより自然現象と真剣に向き合っていました。
そうでないと死活問題になるからです。
多忙の中、快適さを常に求める現代を生きる私たちとは環境が全く異なりますね。
◆あなたが生まれた季節の不思議
今回から二十四節気と算命学に必ず登場する干支(かんし)について簡単ですが毎月お伝えしようと思います。
大自然を知るには季節を知ることも大切です。
命式を読み解くことと深い関係があるのです。(ここでは七二候に関して省きます)
私たち全てにこの世に誕生する日が与えられています。
もしあなたが夏生まれだとすると、
どの季節よりも夏が好きだったり、ウキウキしてどこか出かけたくなったりします。
また、忙しくて疲れているはずなのに意外と体調崩さず過ごせてしまったりすることがあります。
あなたがこの世に誕生するのにその月、季節を選んだというのはどうしてでしょう。なぜわざわざその季節を選んだのでしょうかね…不思議に思ったことはありませんか。
ひとはちゃんと季節を選んで誕生するようです。
自分が生まれた月、季節をよく味わってみるのも運命学の一つですよ。
まずは、二十四節気七十二候についてです。
ご存知の方も多いですが、初めて見る方は「急に数字?」ですね。
ざっくりと上部をお伝えすると…
一年の四季(春・夏・秋・冬)をそれぞれ三ヶ月に分けます。
春を3つに、夏を3つにと。ですから一年は十二ヶ月です。(4季節×3=12ヶ月)
さらに一ヶ月を細分し二節に分けるので、12ヶ月×2節=24(節気)
これが二十四節気の部分です。
この二十四節気をさらに3分割すると24節気×3=72(候)というわけです。
例えば、今月11月は…
<支> <季> <月> <節>
•亥 •冬 •11 *立冬
*小雪
⇄⇄⇄⇄⇄⇄⇄⇄⇄⇄ ⇄⇄⇄⇄⇄
時間を表します 空間を表します
◆11月【立冬・小雪・辛亥】
11月は*立冬と*小雪に分けられ*立冬は11月7日〜8日頃。
寒気が強まり水、大地の順に凍り始めるそうです。
天気予報のコーナーで「立冬を迎えました、冬到来です」とは11月7日が立冬なため季節は秋から冬にしっかりと変わりますよとのお知らせです。
*小雪(しょうせつ)は11月22日〜23日頃です。
先人たちは常に空を見上げていたので、よく天と地のお話が出てきます。
この時期は[天地の一体感がなく、天空の爽やかさと地上の閉塞感がある]といわれ、天上は爽やかな空に対して地上は氷で閉ざされたた世の中。
天と地は全く別世界なのです。
そのような季節を迎えている情景をイメージして…今月は“辛亥”です。
(命式の日柱にお持ちの方も参考になさって下さい)
季節は初冬。
凍り始めようとしている冷たい水中に宝石(辛)が沈んでいく姿です。
キラキラと輝くはずの宝石のあなたは、水に浮かぶことなく沈むため、本来の役割を果たせません。
そしてあなたは他者に認められないとダメなひとなのです。
この場合、自力<他力です。
自分ひとりでできることは知れてる、と割り切ってぜひ他者の力を借り、本来の輝きを取り戻しましょう。
この日柱をお持ちの女性なら家庭を持つことは少し考えてから結婚に進みましょう。
◆季節のひとりごと
都内では落ち葉が地面を埋め始めました。
ガサガサと音をたてながら落ち葉をかき分けて歩くと、銀杏が踏み潰されたあとらしきを見て、早く食べたいなあ…と。
銀杏を塩炒りの次は茶碗蒸しだなと自分に確認。
茶碗蒸しの中に入っている銀杏との出会いは毎回嬉しいもので、小粒だけど自己主張は強め。赤いエビの存在感よりも強い独特な薫りを後味として残すことで勝負する銀杏に好感度を感じます。ないと結構がっかりするものです。
私は後半までわざと残して最後のひと口におさえておきます。
一緒に考えましょう。
智泉堂/清徳泉里
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