季節のかんし便り〜8月〜
じめっとTシャツが身体に張りつくような暑さが続いています。
不得意なアイロン掛けをシャツにして自分なりに満足しても、最寄り駅に着くころには汗まみれになり、同時に化粧は落ちさり「何の時間だった…?」と愚痴が止まりません…
夏に思うことですが、鏡を見ながら「この暑さで一気に5年は老けたわね…」と毎年自分に語りかけています。とっくに寿命がきていそうです…
◆8月【立秋・処暑・庚申】
*立秋(8/8頃)
この暑さのなか秋?と感じますが、もう秋の始まりという意味です。
私たちが暮らす地上では残暑が厳しいですが、天空は秋の情景を示すそうです。その残暑の中にも時折り清々しい風を感じ、朝晩の冷え込みとともに白露が降りて来ます。
*処暑(8/24頃)
地上の実りは頂点に達する時期とされています。
春におとなしかった鷹も立派な天空の狩人となり、天地はともに静まり穀物が実ります。
*庚申(宿命にお持ちの方も参考にして下さい)
地方の田舎道には、都会のひとなら「こんなところにお墓みたい…」と感じるようなところに石塚があります。よく見ると“庚申”と記されているはずです。これは、いわゆる“荒神様”と呼ばれるもので、どのような災害または外敵からの侵入を防いでくれるような意味合いで置かれています。
そうです。あなたは神様扱いをする干支の組み合わせということです。
戦い・闘争の神とも呼ばれ文字通り、強さの象徴です。
そのため女性が持つと、異性に縁が薄くなり結婚した場合は苦悩が伴います。(注: 結婚できないという意味ではありません)
しかし干支の組合せによっては、財力や名誉名声に恵まれることもありますよ。
但し、あなたは強いだけに“我の強さ”だけが現れてしまうと世の中では役目を果たせないこととなってしまいますので注意しましょう。困難があっても「鍛えられてこその人生」と何事も捉えていきましょう。
◆季節のひとりごと
田舎のお盆は立秋をこえた8月半ばです。
地方により内容は違うものの、母の実家の長野県南部では、様々なご馳走様を食べるなかに天ぷらがあります。
感謝をしつつ畑でとれた季節の野菜のほか、[天ぷら饅頭]を一緒に必ず食べます。
[天ぷら饅頭]は天ぷらにする専用の饅頭がスーパーにこの時期のみ陳列され、こし餡・粒あんがあります。
揚げたての天ぷら饅頭は格別でサクッとした薄皮の周りの衣を食べると餡子の甘みが嬉しく、胃にもたれることなく不思議に何個も食べてしまいます。母があげている側から「味見,味見」といいつつ、仏様に供える前にどんどん減っていくという有り様です。
その後に揚げる野菜たちもその油をすっているせいか、ほんのり甘みがありまたまた美味しいのです。
さらに、祖母が和菓子屋さんに注文していた餡ころ餅がケースでごそっと届きます。餡子の赤は邪気をはらう意味でもあり、子どもたちにとっては餡子フェスが続くのでした。
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