サザンと海とレストハウスと"うる星やつら"と
※トップ画像はACより、鳥取県の白兎河岸のイメージとして選びました。
他人事だと思っていたバトンが回ってきたー!
まさか!私に回ってくるとは!
いつもマイペース投稿している私は、noteにしろ、個人クリエイターさんにしろ、よほどタイミングが合わない限り、企画ものには自分から参加したことはありませんでした。
ちゃりれれさんとのちょっとしたコメントのやり取りで、こんなことになるとは思ってもいませんでした💦
しかしながら、せっかくご厚意で私にバトンを渡してくださったので、ここはひとつ喜んでお受けしようと思います。
最近の曲も素晴らしいものがたくさんありますが、ちゃりれれさんのリクエストにお応えして、私の思い出を交えながらサザンオールスターズの名アルバムからピックアップさせていただきます。
かなり古い話ですのでご勘弁を。
🎸多感な青春時代に衝撃を受ける
中学生までの私はまだ邦楽を中心に聞いていましたが、高校生となる1977~79には洋楽にも目覚め始めます。
このころのサザンを思い出すとき、なぜか以下のアーティストによる曲も思い出され、サザンがデビューする頃、これらの曲がヒットしていた時代だったことも念頭に入れてほしいのです。
♪ストレンジャー
1978年リリースの言わずと知れたビリージョエルの代表曲のひとつ。
哀愁漂うオープニングから途中でがらりと変わる構成が、シビレます。
♪ホテル・カルフォルニア
1977年リリースのあのイーグルスの名曲。
私はどれだけハマッたことでしょう。
スローテンポだけどパンチがあって、当時の私には新鮮すぎました。
♪勝手にシンドバット
さて、「ストレンジャー」「ホテル・カルフォルニア」らとほぼ同時期、何気なく当時の歌番組「夜のヒットスタジオ」見ていると、ある新人バンドにくぎ付けになり、脳天から雷が落ちるほどの衝撃を受けました。
瞬きするのも忘れるほど見入ってしまったのが、サザン・オールスターズでした。
邦楽なのにらしくない音楽。
このノリは一体何なんだ!と、私にはまるで異次元の音楽だったのです。
もちろん当時の私は、彼らが後にこんなにもビッグになり、ここまで息の長いバンドに成長するなんて思ってもいませんでした。
それが今では、ファンクラブの者でさえライブチケットが手に入らないほどの人気ぶりで、嬉しい反面、かなりの寂しさも感じております。
下記はnoteで初めて書いたサザンの記事であり、そのあまりの人気ぶりに複雑な心境を綴っています。
🎸初期のサザンは粗削りだが味がある
もちろん、最近のサザンも素晴らしい!
しかし、私のようなオールドファンとしては、デビュー間もないころのサザンの、ちょっとトゲトゲした粗い雰囲気が、最もサザンらしいサザンではないかと思っています。
「勝手シンドバット」の衝撃的デビューから今年で46年。
その間、何度か活動を休止しながらも解散せずにいままで存在しているのは、奇跡に近い事ではないですか?
特にデビューから毎年出たアルバムには確実に成長の軌跡が見られます。
①1978年「熱い胸騒ぎ」
②1979年「10ナンバーズカラット」
③1980年「タイニィ・バブルス」
④1981年「ステレオ太陽族」
⑤1982年「NUDE MAN」
私的にはここまでの初期のアルバムは、彼らの一つの成長の区切りのように思えるのです。
もちろん、これ以後のアルバムもそれぞれ特色があり、どれも成長は顕著なのですが、それ以後も節目にあたるアルバムがいくつか存在し、その都度微妙な方向転換をしてきたように思います。
♪サザンといえば海とラジカセ
同年代の方には覚えがあると思いますが、まだカセットテープが存在していたころで、アルバムやラジオからの音源を自らカセットテープに録音して、自分だけのオリジナルアルバムを作っていました。
そのオリジナルテープとラジカセを持って海に出かけ、常に聞いていたのが、これらアルバムから厳選してピックアップしたものだったのです。
10代最後の夏に訪れた鳥取県の白兎海岸は特に忘れられません。
友人の実家が当時あったので、1週間ほども泊まらせてもらい、楽しく自炊しながらのんびり過ごさせてもらったことがあります。
なぜかこの海岸にあったレストハウスで、まだ「少年サンデー」に連載中だった高橋留美子の「うる星やつら」を読みながら、ゲラゲラ笑っていたことも思い出されます。
高橋留美子は天才やと思う! センスありすぎや(笑)
この時代のサザンから私が連想するのは、「海」と「レストハウス」と「うる星やつら」なのです(笑)
さて、上記に挙げた5枚のうち、特に⓸「ステレオ太陽族」と⑤「NUDE MAN」はサザン初期の集大成だと思っています。
どちらのアルバムもすべての曲が素晴らしくて、どれかを選ぶのは難しいのですが、泣く泣く1曲ずつ選びました。
♪「ステレオ太陽族」より
「夜風のオン・ザ・ビーチ」
カラオケで何度か挑戦しましたが、歌えない💦
桑田さんの歌の上手さを痛感する名曲です。
♪「NUDE MAN」より
「匂艶THE NIGHT CLUB」
鳥取に唯一あったディスコでナンパされた男の子と一緒に踊った時にかかっていた曲。
ご心配なく。その子とは何もありませんでした(笑)
今回ご紹介したサザンはもしかしたら若い世代にはわからないものかもしれません。
これを機会に、まだ洗練されていない頃の素朴なサザンを知ってもらえたら嬉しいです。
🎸バトンはloveheartさんへ
さて、お次は誰にバトンを渡そうか?
なるべくまだこの企画に参加していない人がいいなと思いながら、フォロワーさんたちを眺めていると、目に留まったのが「loveheartさん」でした。
この企画は日ごろからあちこちで見かけているのですが、もしかしてloveさんは見たことないかも・・・
そう当たりを付けて打診してみると、やはり初めてだとの事で、喜んでお受けして下さいました。
彼女はとても美人です。(キッパリ断言します!)
しかしながら、その優雅な外見からは想像もできない程、波乱万丈の人生を歩んでおられ、しかも持病まで抱えているのです。
そして彼女のnoteは苦労話であってもグチグチと暗いだけでは終わりません。
必ず前向きな明るいラストで締めくくり、どこか爽快さも感じさせる気持ちの良いものなのです。
そんな彼女がどんな曲を選択するのか私も楽しみです。
当企画のルール
ー以下コピペしてお使いくださいねー
そしてそして……