保育士なりたいねん!絵本を手にとる私。
保育科の短期大学に入学して数ヶ月。
課題で、「絵本の読み聞かせ」があった。
当時、平成17年の春(2005)
なんと、18歳
絵本を手にいざ授業へ!
人の前に立つのは嫌いじゃないけど
別に、自分から立つ気もなくって
いざ、人前に立つとゆうのはドキドキして
手も震える。
初々しいでしょう。
教壇は、一段上にあって名前を呼ばれると
前で出て上がる。仲良しの友人達が次々と呼ばれて
可愛い手遊びをしてくれている。
同じ夢を追いかけている仲間達は
みんなキラキラしていた。
前に立つ姿が眩しかった。
さて、私の番が来た。
絵本を持って、教壇に上がった。
「はらぺこあおむし」を選んでいたので
もちろん手遊びは
「キャベツ」
♪キャベッツーの中かーら
あおっ虫でーたーよ!ピッピ!
てな感じで歌いながらも、
なんとか絵本にたどり着く。
持つときは、「光・角度・死角・めくる速さ」
他にも色々頭をよぎらせ丁寧に読み進める。
ガチガチで必死に文字を読み
ふと、前を見ると真剣に見てくれる仲間がいた。
最後まで読み終えることができると
やーっと肩の荷がおりた。
先生からの一言評価では、
「小さい卵を見つけた時には小さな声で
太っちょになったあおむしのところでは大きな声で
表現できていたところ良かったです」と、
嬉しい評価をいただいた。
自己反省をすると、笑顔が出来なかったのが
次への課題である。
この経験が、私にとって大きな一歩となった。
今思えば、この時に褒めてくださった先生に感謝を
したいと思った。
絵本はぐらついていたし、緊張でガチガチだったから
人の前に立つとゆう緊張が一つほぐれた。
そんな絵本の読み聞かせの始まりだった。
その後は、保育実習や現場に就職して
さらに深く関わる絵本に魅了されていく。
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