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(2024年1月版)アートから考える、台湾と日本と
台湾の総統選挙が終わりました。これからの4年間も、民進党が台湾をけん引することになりました。
国のトップである「総理大臣」を直接選ぶことができない日本人と違って、台湾の人たちは台湾のトップである「總統」を直接選びます。その總統の思想や政策によって、台湾のアートの未来も変わってしまう。だから、台湾のアーティストやアート関係者は、政治をとても気にします。
実は日本も、政権をにぎる党やトップが変わると、アートに関する政策も変わります。例えば2008年の大阪府では、選挙で府知事が変わったせいで、府立のアートセンターの予算がなくなり、そのとき海外でレジデンスしていたアーティストは帰国展を開くことができなくなりました(当時のようすはこちら)。そしてそのセンターさえも不要だとみなされ、今はもうありません。
今回は少し政治寄りなアート目線で、台湾と日本の関係性、台湾と日本のこれまでとこれから、について考えていきましょう(※1)。
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