2000年以降の日本美術史を書く(1)
アジアの現代美術を研究している藤田千彩は、近年、隣近所の国や地域で、自分たちの2000年以降について書いた美術史の本が出版されていることに気付きました。ところが藤田がベースとしている日本には、2000年以降の日本美術史の本はありません。「それなら私が書くわ」と、実際の作品を見ながら、あるいは当時の資料を探りながら、あるいは2005年~2014年に藤田が主宰していた「PEELER」を読み返しながら、2000年以降の日本美術史を書いていきます(詳細はこちらも参考ください)。
今回