カルガモを探しに。
野鳥について書いている方の記事で、8月下旬はカルガモの換羽期だと知りました。
添えられている写真によると、けっこうごっそり抜けているようです。
さっそく私もカルガモを見に行くことにしました。
最初に訪れたのは日本庭園風の池がある公園です。
ここはエサをあげる人が多いのでいつもならカルガモがたくさん居着いています。
「……いないねぇ」
毎日暑かったせいなのでしょうか。
羽が抜けるとカルガモは一時的に飛べなくなるそうなので、日本庭園のような庭は外敵から見つかりやすいから避けたのかもしれません。
そこそこ広い庭園だったので、あちこちを見ていたら、カルガモを2羽見つけました。
こちらで見かけた2羽は、そんなに羽が抜けた様子はなく、いつも通りに見えました。
が、気をつけてみていると、羽根づくろいをしているように見えて、細かい羽根が風でふわふわと飛んでいきます。
飛んだ羽根は水をはじくので、水面に落ちても、羽毛がふわふわと風に揺れるのでした。
なるほど。
次に向かったのはS沼でした。
S沼は学校の敷地内にあります。
この日は先客が5人もいたので、珍鳥が出たのかと内心でおののきました。
ここは葦を切らないままにしてある一角と、冬に葦を切って、きれいに生え揃うようにしてある一角があります。
やぶが好きな小鳥は葦を切らないままにしてある地面の固いところに、沼地と葦原が好きな水鳥は葦がきれいに生え揃った一角に住んでいます。
野鳥観察には一粒で二度美味しい沼です。
きっとここにカルガモがいると思いました。
予想通り、けっこうカルガモがいたのですが、葦の影になっているところでじっとしていて、羽根が抜けているのかまで分かりませんでした。
羽根がたくさん抜けて落ちているということもなかったです。
これだけだと、羽根が抜けているかどうかなんて分かりません。
結局、カモの換羽期はよく分かりませんでしたが、残暑の季節、これからの野鳥観察の楽しみにしたいと思います。
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