Paris vous aime(パリはあなたが好き)(2023年8月)
そんなこんなで、とうとうやって来たパリ。
シャルルドゴール空港の到着口は、名前ボードを持ってお出迎えしている人たちでいっぱいでした。一人旅の私には当然出迎えはおらず。少し寂しくて不安な気持ちでした。
そんな時、目に飛び込んできたのが、空港が発行している情報雑誌のタイトル「Paris vous aime(パリはあなたが好き)」。パリに歓迎されてるな、受け入れられてるな、と温かい気持ちになりました。
旅行が好きで色々な所に行きますが、第一印象って大事ですよね。私にとってのパリの第一印象は、「私、(パリに)愛されてる!」になりました(笑)
実際、今回の旅行中、パリの人たちはとても親切でした。
オルセー美術館でフランス語のパンフレットを買おうとしたら、「英語のもあるけど大丈夫?」と心配してくれた店員さん。
スーパーで果物の買い方が分からなくて困っていたら、袋詰めからバーコードシールの出し方まで丁寧に教えてくれた野菜売り場のお兄さん。
昔、「フランスでは英語で話しかけてもフランス語で返される」という話を聞いたことがあるのですが、完全に都市伝説でした。いや、むしろフランス語で話しかけても英語で返されるレベルでした。
もちろん、都市と地方では違うでしょう。オリンピックを控えているというのもあるかもしれません。
それでも、街全体が世界中から来る人を温かく受け止めている、という雰囲気でした。
フランス語を勉強し始めて、パリに行きたい行きたいと思っていたけれど、そのパリが温かい場所で、より一層好きなところになりました。