論文が難しい理由
わかりやすい論文ってないのかな?
専門家による専門家のための研究だから、専門用語いっぱいで難しいのかな?
最近の疫病にしても、環境問題にしても・・・専門家と呼ばれる方々の文章はとても理解しにくい。論文の書き方特有の、回りくどい感じが一般人には受け入れにくい。
「○○であるところの、なになにを、これこれした時の、どれどれが優位になっているかの検証を行うにあたり・・」この続きが読みたいとは到底思えない😔
英訳する前提で日本語の文章を書くとこうなるのか、もともと英語で書いた文章を日本語訳してこうなっているのか?はわからないけど。
私が論文を書いたのは、大学を卒業する時だけなので、もうとっても昔の事で、もちろん英語訳する事もなかった。そんな論文初心者にももっとわかりやすく読みやすい論文って書けないのかなぁ?と素朴な疑問。
もっと簡単に説明したら、普通の人にもわかりやすくていいのになぁって思ったけど、そうしたら、専門家が専門家じゃなくなっちゃうのかな?
そういえば、だいぶ前に般若心経を解説している本を読んだ。確かお坊さまが書かれていた薄いけど読みやすかった本。題名は忘れた・・・(^◇^;)
とっても前なので、記憶の中のカケラになっちゃってるけど、その中で面白いなと思ったこと。
般若心経の本文は小難しいけれど、漢字の意味がわかれば、なんとな〜く理解はできる。今だったら解説サイトもあったりして、丁寧に訳されてわかりやすい。
問題は最後のところ。
「羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶(ぎゃーてぃ ぎゃーてぃ はらぎゃーてぃ はらそーぎゃーてぃ ぼーじーそわか)」
おおよそ見慣れない文字・音の羅列。これはサンスクリット語のご真言(マントラ)を当て字にしたものらしく、訳すなんて恐れ多い!って事のようだ。
あれ?専門家の論文に似ている・・・Σヽ(°Д°;)ノ
その昔読んだお坊さまの書かれた本には、こう書かれていた。
「いったー、いったー、やっと逝った、彼岸に逝った!オメデタイ!」
ここだけ見ると、死んで嬉しいのか!?って怒られそうだけれどそうではない。
死者が菩薩に救われて、彼岸に逝って光に包まれる。
これが幸せな事でなくてなんであろう・・・そういう意味なんだそう。
じゃあそうわかりやすく書けばいいやん?
そのお坊さまのおっしゃるには
「そんなことしたら、ありがたみが薄れるでしょ?」
ええ?Σヽ(°Д°;)ノ そうなんですか?って読んだ当時、ビックリしたもんだ。
お経と論文・・・似てないのに似てる氣がしたお話(*´艸`)