気温に合わせた服装計画
あっという間に4月がはじまり早2週間。
更新できずで申し訳ありません。皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、この季節になると迷ってしまうのが気温差による服装選びの難解さ…。大阪では日中は25度近くになり、朝は15度に届くかどうか。日が暮れたぐらいでは20度を少し下回る程度とは…わがままにもほどがあるよ、気温さん。
また季節の変わり目は自律神経が乱れやすく、体温調節が難しいもの。ただ体調管理もしつつ、おしゃれも楽しみたいのがサガ。
ということで、本日は気温に合わせた服装選びについてメモがてら書いていきます。
服装と気温の関係
気温が5度下がると一枚服を重ねるといいと言われており、暑がりな方は服装を一段ずつ上にずらして、また寒がりな方は一段ずつ下にずらすと快適かと思います。
簡単にまとめられている画像もあったのですが、ここ最近よく街中で売られているものを照らし合わせてまとめてみました。
ただこのようなものばかり選ぶと単調で飽きてしまったり、季節先取りのおしゃれをするには我慢が必要なのかと気になる方もいるのでは?
こちらについて次項にまとめてみました。
裏起毛フーディーと裏地なしジャケットは同等?
さて、裏起毛のフーディーはストリートやカジュアルスタイルが好きな方にとっては定番アイテムではありますが、エレガントなテイストの方からするといつでも使うアイテムとは限らないもの。
そこで裏起毛のフーディーやスウェット類は裏地なしのジャケットに長袖のカットソーもしくは薄手のVネックニットを重ねたものと同等と考えると、コーディネートしやすいかなと思います。
上記画像はトップス類の目安をまとめていますが、これからの季節を先取りしたコーディネートを楽しむ場合は、予想気温より一段上のものを取り入れてボトムスで調節すると快適におしゃれを楽しめます。
腹部や下半身を温めると体感温度を高く感じやすいといわれているので、ざっくりとあいたカッティングの肌見せカットソーやノースリーブのアイテムを取り入れる際には、春らしい明るめのデニムを穿きながらもハイソックスや厚手のタイツを仕込むと見た目以上にあたたかく着ることができます。
逆にミニボトムスを合わせる場合には、首や背中(肩甲骨の間あたり)と腹部、ふくらはぎをあたためると上記ほどではありませんがあたたかく感じれるので、上記画像の予想気温より一段下のアイテムにミニ丈のボトムス、ロングブーツやハイソックスをあわせると良いでしょう。
さて続き快適さが分かったところでおしゃれに着れなければ気持ちは上がらないもの。ここからは具体的なコーディネートを見ていきましょう。
気温に合わせた服装の例
最近の大阪の気温で体感したものを参考気温として記し、朝昼夜それぞれ快適に過ごせるような組み合わせを載せています。
最近はストリートやカジュアルな服装が気分なので写真はそのあたりの服装が中心になりますが、他系統ではどのような洋服に置き換えれるかも記載しておりますので、最後までご覧ください。
▽朝12℃、昼26℃、夜18℃の日
朝の冷え込みだけがきつい、なんて日がちらちらとある今年の4月は、昼間には驚くほどの暑さになりがち。
そんな日には裏起毛のフーディーやスウェットを着て出かけるとお昼には暑くてたまらないことも。
一日で寒暖差があるときには、脱ぎ着しやすいフルジップのアイテムが活躍します。
タイトなアメリカンスリーブのタンクトップに裏起毛のフルジップフーディー、さらに風を通しにくいライダースを合わせて。
ボトムスにデニムを持ってくることで春らしい雰囲気に仕上げれます。デニムの下に寒がりさんはタイツを仕込んでもよいのですが、ハイソックスにすると昼間の暑さも乗り切れるので、ご自身の体調に合わせてみてくださいね。
きれいめ派の方は上記のような服装が参考にしやすいかと。
ライダース⇒コート、フーディー⇒カーディガン、カットソー⇒シアーなブラウスに変更するとほぼ同じ意味で置き換えが完了します。
ただボトムスをスカートに変更しているので、白やパステルカラーなど色目の明るく80デニール以上のタイツを合わせるほうが朝の冷え込みを乗り切りやすくなります。
▽朝18℃、昼23℃、夜20℃の日
雨などの一日の気温があまり変わらない日は一番服装が選びやすいかと思います。上記の気温程度だと長袖のカットソーやシャツであれば大体ことが足りると思います。
ただ気を付けたいのが、まだ体が暑さに慣れていないということ。そんな今の季節には首や手首や腰回りの締め付けが少ないものを選ぶと快適です。
また雨の日は足元が濡れやすいので、乾きが早いなど機能性に特化したアウトドアブランドやスポーツブランドのアイテムを取り入れるのも良いでしょう。
シンプル派さんは大きめのシャツを取り入れたり、暑がりさんは季節を先取りしてサンダルを取り入れてもおもしろいのではないかなと思います。
▽朝12℃、昼21℃、夜17℃の日
久しぶりに暑さが和らいだ、この季節らしい日は裏地付きのジャケットやコートが大活躍。アンダーウェア次第ではデニムジャケットを合わせても春らしいコーディネートになります。
昼間は20℃を超える日は首が詰まっていない長袖のアイテムをチョイスするとアウターを脱いで活動するのにちょうどいい服装になります。
ツイードジャケットの代わりに、トレンチコートをあわせて。冷え込みが厳しい朝のために、スカートの下にはタイツを仕込んで。ロングスカートの場合はほぼみえませんが、肌の色に近い80デニールほどのベージュタイツに靴下を合わせると春らしい印象で着こなせます。
▽朝15℃、昼27℃、夜21℃の日
ちょっとここまでの極端な気温差は今年ならではなのかな、と思いますが…
実際に大阪でこれぐらいの気温差があったので取り上げてみました。
昼間の暑さに対応するためにドロップウエストのボトムスに、クロップド丈のトップスを合わせて完全に腹部出しコーデで暑さを逃れにいったもの。
ただこのままでは本当におなかを壊してしまうので…実は120デニールというウェットスーツのようなタイツをボトムスの下に仕込んでいます。
きれいめの方は少し暑く見えてしまいますが、ウールのスラックスにシフォン素材のボウタイブラウスといったアイテムにトレンチコートや裏地付きのジャケットをあわせたコーディネートがおすすめです。
ここで足元にはメリージェーンやスリングバックといった華奢なパンプスを合わせるとほどよくトレンド感も出せるのでおすすめです。
さていかがでしたか?少しでも参考になればいいのですが…わかりづらいところはぜひコメントにてお知らせくださいね。
今年は特に日ごとに気温差が大きく、体にこたえる日々が続いています。
体調管理をしっかりしつつ、日々のお洒落を楽しんでいきましょう!
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Thym magazine by Qi
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