脳は推論する
今、「脳の大統一理論」(岩波書店発行)と言う本を読んでいます。まだ途中ですが興味深い内容ですのでわかった事を少し書いてみたいと思います。
昔は人間の脳を解剖しても、私達が記憶している情報を知ると言うことは出来ませんでした。
しかし、今から30年前位に脳を傷つける事なく、脳の活動を知る装置(機能的磁器共鳴画像装置)が出来たそうです。それ以来画期的な医学の進歩がみられることになりました。
たった30年の間に沢山の進歩があった事に先ず驚きます。知覚、認知、運動などの機能が脳のどの分野で行われているのか分かってきたのです。また思考、意志決定、記憶の機能システムも解明されてきています。
私達が生きている社会に於いて、ある人とのコミュニケーションが上手くいかないで、悩むと、意識し過ぎてその人の仕草や話し方、表情を、読み取り何かを感じてしまいます。
それは脳が推測し推論しているからそう感じるのだそうです。こう言われるだろうから、こうする、と考えるのも推論出来ているからなのです。
コミニュケーションがひとつ間違った方向に行くと大変です。恐怖や不安しか無くなるので、挙句の果てがパニックに陥ってしまったり、病気へとむかってしまいます。何処かで食い止めないといけない状態になりますね。
また単純に、雨が降りそうだから傘を持って行こう、信号が赤に変わりそうだから、走る。やはり無理だから止まって待とうなど、普段やっている事は脳の推論システムのお陰なのでしょう!安心して安全に生活ができるのも脳が正常に、機能しているからこそなのですね。
ある日のご馳走。これは金目鯛の煮付けです。きっと美味しいのに違いない!と思って注文したもので、私の脳の推論は当たり。美味しかったですね。余談ですが。
終わりに
夏の疲れが出るであろう、今の時期は、身体が要求するものをしっかりと食べ、よく睡眠を取って体調管理しましょう🍀🍀
涼しさを感じる時間帯はこれから増えるので、益々勉強をして、この続きをまた書きたいと思っています。