アナログの良さを再確認
オーディオテクニカから限定発売された「サウンドバーガー」というレコードプレーヤーを勢いで購入しました。もともとレコードプレーヤーは欲しいなぁと漠然と思っていたのですが、やっぱりいざ買おうとすると結構スペース取るし…と躊躇っていたところ、ニュースサイトでこれが発売されることを知ってしまい…。
初回販売には間に合わなかったのですが、再発売の枠でギリギリ購入することができました。ってか、これ、新商品ではなく40年前に販売されていた製品の復刻版なんですよね(Bluetoothに対応とか、充電式になったとかアップグレードされた機能はあるものの、基本そのまま)。しかし、昭和の家電製品って色遣いから文字のフォントから、かなりポップで逆に新しくも感じます。
で、これを注文したときに、渡辺美里「Flower bed」の限定LPをポチり、仕事帰りに渋谷のタワレコ(某ドラマのロケ地らしいw)で、渡辺美里の「eyes」の中古LP、白井貴子の12インチシングル「Rock Tonight」「Next Gate」も買ってしまい、レコード沼に落ちそうです。
で、久しぶりにアナログの音をじっくり聴いたんですけど、最初の印象は「あれ?レコードってこんなに音良かったっけ?」です。30年前はレコードプレーヤー付きのSONYのミニコンポで聴いてましたが、音が揺れたり安定しない印象だったんですけど、これで聴いたらかなり音がクリアで低音の厚みもあるし聴き応えがあるサウンドでした。
ただ、やはりベルト駆動の円盤を針でトレースしているっていうだけあって、若干回転が速いのでピッチがデジタル音源と比べて上がってる感じはありますが、調整したらハイレゾ級の音の良さだと思います(非公式で調整方法があるのを知ったのですが、ベルトが伸びることも想定して最初は回転が速くなる傾向らしいです)。
レコードからCDになり、MDを挟んでiPodにたどり着いて、今はiPhoneでApple Musicのストリーミングがメインでしたが、まさかここでアナログレコードに戻るとは思いませんでした(笑)。でも、やっぱりこの音楽にしっかりと向き合う感はいいですね。レコードだとながら聴きしにくいし、したくないという感覚になります。それと大きいジャケットとか、所有欲をそそられます。
実家に眠っているレコードも掘り起こしてみよう(30年以上放置しているので聴ける状態かどうかわかりませんが…)。
ちなみに公式サイトの情報では12月15日に再販するそうです(数は少なそうですが)。アナログレコードに興味があれば、オーディオテクニカの公式ストアに登録して見てください!