お金が欲しい人達
お金儲けをするハウトゥー本をよく電車の中で見かける。
胡散臭さを感じつつも、その手法を思わず見てしまう。
そもそも、作者がお金に困ってなければ、わざわざ本を書く必要もないし、セミナーを開く必要もない。
皆とこの方法を共有したいという善意であれば、お金を取るべきではないし、そもそもお金を貰わなくてもお金には困らないはずなのだ。
それをそれらしいタイトルのそれらしい本を書いて
「あとはみなさん次第です。頑張ってください」と丸投げをする。
これは立派な詐欺だといえる。
とはいえ、こうして違和感を覚える人はターゲットではなく、
行動はできなくても、方法を知っているだけで満足する人。
たとえば数学の数式を覚えることが好きで、実際の生活には取り入れないような、
なんとなく知識を持っていることで安心できる人たちに対してが主な顧客イメージなのだと思う。
本当にそんな簡単で善良な方法があるのならば、この国の経済はもっといいはずで、同じ人間同士で騙し合って金を取るなど起こらないはずなのだ。
やはり、楽してお金持ちになる方法はないのだ。
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美味しいご飯を食べます。