水滞(すいたい)

漢方(中医学)では、気血水で身体がつくられていると考えます。
水滞とは、その中の「水」が滞ってしまうことを言います。

症状は・・・
むくみやすい、下痢しがち、雨の日に具合が悪くなる、めまい、乗り物酔いしやすい、鼻水鼻づまり、お腹がぽちゃぽちゃと音がする
などがあげられます。
鼻水は鼻の水滞、リウマチの症状のひとつ「朝のこわばり」も水滞、と漢方では考えます。
一般的に「体が重くてだるい」という感じです。
「つかれた」は気虚(ききょ)です。

対策は、何といっても体を冷やさないことです。水分の摂りすぎにも注意が必要です。
ごくごくと飲むのではなく、温かいものをちょっとずつ、が良いでしょう。
オススメの食材は・・・
ウリ類や豆類!小豆、緑豆、はとむぎ、スイカ、きゅうり、大根、セロリ、冬瓜、もやし、ナス、いちご、キウイ、パイナップルなどなど。
余分な水を流してくれる働きがあります。

これから暑い時期においしいビールですが、ジョッキで飲むとかなりの水分です。
水はけを良くする「枝豆」と合わせるのも理にかなっているというわけです。
寝具を乾燥させておくこともポイントです♪