「たり」は2度付けで⁉
最近、文章を見たり聞いたりする中で「たり」が1回しか使われていない場面があり、個人的には「あれ?」と違和感を感じることがあります。
その「違和感」とは何か。について考察してみました。
「たり」という言葉は基本的には「並列」を表す言葉で、「〇〇したり〇〇したりする」と使うのが一般的な使い方となります。実際私が小学生の時に「たり」は2回以上使いましょう。と習ってきました。
しかし、実際には添削指導する生徒さんからの文章においても見かけることがあります。その際には「並列」の内容になるように添削するか、別の表現に変えるように添削しています。
串揚げのソースは「1度だけ」ですが、文章において「たり」を使用する時位は「2度(以上)付ける」ことを原則として覚えておくと良いでしょう。
例外としては具体例が同類であり、他にもあることを暗示する副助詞的用法として、使用が認められているということです。
今回のリンクから学ぶところもあり、できるだけ「誤用」を避ける文章を書くようにしていきたいと思う次第です。