文章を提出する前に必要なこと
プロットを作成し、文章もきっちりと書くことができて「さぁ、これで提出できるぞ」という喜びですぐに提出をしてしまうことはありませんか。
会場での試験のように制限時間が限られている場合は終了ギリギリに文章を書き上げれると見直す時間はあまり取れないかもしれません。
しかし、レポート等のようにある程度提出期限が決まっている内容については、できれば提出日よりも2日以上前に書き上げて、できれば一晩「寝かせた」後で自分の書いた文章に目を通して「見直し」をすることをお勧めします。「見直し」をすることを「推敲」と言います。
文章を一晩置いておくことで、書き終わったときの「勢い」や「ノリ」から一旦冷静な状態になり「独りよがりな表現」や誤字脱字等文章自体の「粗さ」を発見し易くなります。
「カレーライスも一晩寝かせたのが一番美味しい」と言いますし、より良い文章を書くために必要なことでもあります。
さらに自分で書いた文章を「音読」することで、自分で書いた文章に「何らかの問題」がないかが明確になります。試験会場の場合は音読は難しいかと思いますが、心の中でブツブツと読んでみるのも効果的です。
そのポイントは「すらすら読めるかどうか」にあります。
自分の書いた文章がすらすらと声に出して読めるようであれば特に問題はありませんが、つっかえるようであれば何らかの問題がある文章だと思った方が良いでしょう。
特に気を付けた方が良いこととしては
①誤字・脱字はないか
②不適切な表現はないか
③(試験ならば)字数制限を守っているか
などがあります。
提出した後に「あっ、しまった」とならないよう細心の注意を払って文章を作成していきたいものです。