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古今集 巻ニ 春歌下 103番

寛平御時きさいの宮の歌合の歌

ありはらのもとかた

霞立つ春の山べはとほけれど吹きくる風は花のかぞする

寛平の御時に后の宮の歌合せで詠んだ歌
在原元方
霞が立つ春の山辺は遠いけれども、山から吹いてくる風はここからは見えない花の香りがするようだ

まだご縁のないある女性が、とても美しいらしいという素敵なうわさが聞こえてくるので、一度会ってみたいものだと思っているのでしょうね

#古今集, #春, #霞, #寛平后宮歌合, #在原元方

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ちのみゆき
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