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古今集 巻ニ 春歌下 126番

春の歌とてよめる

そせい

おもふどち春の山辺にうちむれてそこともいはぬ旅寝してしが

春の歌として詠んだ歌
素性法師
思い合う友同士で春の山辺を連れ立って歩き、どこでと言うこともなく旅寝をしたいものだ

 自宅を離れて都以外で宿泊することが旅寝なのでしょう。空想として春の山辺の美しい野で友とお酒でも飲んで夜を過ごしてみたい、ということでしょう。

#古今集, #春, #素性法師, #旅寝

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ちのみゆき
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