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古今集巻第十一 恋歌一 496番

題しらず

よみ人しらず

人しれず思へばくるし紅のすゑつむ花の色にいでなむ


題しらず
よみ人しらず
人に知られないように恋慕うのは苦しいものだから、赤い花びらの末を摘む紅花のように顔色に出してしまおう

恋忍んでいるのは苦しくなってきたので、もう噂になってもよい、と決心とも投げやりともとれる歌です。

#古今集 , #恋歌一 , #末摘花

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ちのみゆき
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