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古今集巻第十 物名 425番

返し

壬生忠岑

たもとよりはなれて玉をつつまめやこれなむそれとうつせ見むかし


空蝉への返歌
壬生忠岑
袖の袂から離れて玉を包めるだろうか、できないのだから、これがその玉だと袖に移しなさい、そうしたら見てみよう

前の歌を受けて「うつせ見」と空蝉を詠み込んでいますが、そのために歌は無理矢理な感じがします。物の名の歌なので仕方ないのかなとは思います。

#古今集 , #物名 , #空蝉 , #壬生忠岑


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ちのみゆき
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