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古今集 巻一 春歌上 20番

題しらず よみ人しらず
梓弓おしてはるさめけふふりぬあすさへふらば若菜つみてむ

梓弓(あずさゆみ)を押さえて弦を張るように、春雨が今日降り明日も降るなら、若菜も弦のようにぴんと伸びて、摘めるでしょう。

梓弓を「張る」と「春」を掛けていますが、一般的には意味の関係はないとされてます。

ちょっとこじつけですが、弦のようにぴんと伸びる新鮮な若菜をイメージしても良いと思います。


#古今集, #春, #春雨, #若菜, #梓弓

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ちのみゆき
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