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フリーランスが健康診断を無料で受ける方法

会社員であれば健保協会の健康診断を毎年受けることになりますが、フリーランスの場合はどうなるのでしょうか?
調べてみたので情報をまとめました。

フリーランスも健康診断を無料で受けられる

無料で受ける方法は、以下の2つです。
✅①国民健康保険(日本国民が全員加入している保険)で提供されている各自治体の無料検診を利用する
✅②国民健康保険組合等に加入している場合は、組合で提供されている無料検診を利用する

国民健康保険組合とは:フリーランスで働いている人を対象に、業界ごとに作られた組合(健保協会とは違います)。加入すると保険料が安くなったり無料の健康診断や人間ドックの補助がもらえたりする。組合によっては傷病手当金も出る。

ただし、若い人は自治体の無料検診で毎年カバーできない

①の自治体の国保検診ですが、私が住んでいるところでは40歳以上は毎年無料で受けることができますが、39歳以下は若年節目検診といって、20歳、25歳、30歳、35歳のみ無料です。
問い合わせたところ、家の近くの病院で健康診断を自費で受けようとすると1万円程度かかるようです。
できれば無料の健康診断を利用したいですよね。

穴がある部分は国保組合の健康診断で補える

私は先日、大阪文化芸能国民健康保険組合(長い!)の加入手続きをしました。ちなみに、私は東京在住ですが加入できました。
こちらの国保組合で利用できる健康診断については以下組合のHPにまとめられています。
大阪文化芸能国民健康保険組合[疾病予防・健康づくり事業] (bunkageinou.com)

大阪文化芸能国民健康保険組合が提供している、東京で受けられる無料の健康診断には定期健診(20歳以上)、生活習慣病検診(35歳以上)、特定健康診査(40歳以上)があります。

私は今29歳なので、該当するのは定期健診のみとなります。
ただ問題なのは、定期健診の場所が関東地区は神奈川県にしかないことです。
国保組合に電話して「本当にここしかないのか?」と問い合わせてみたのですが、やはり35歳以下は神奈川まで行くしかないようです。

生活習慣病検診の検査項目は定期健診よりも多く、少し詳しい検査となっています。

結局どうする?

まとめると、私が住んでいる自治体の国保検診+大阪文化芸能国民健康保険組合を併用した場合、以下のようになります。

✅30歳:自治体の若年節目検診を無料で受けられる。病院の選択肢は多く、自宅付近もある
✅31歳~34歳:国保組合の定期健診を無料で受けられる。場所は神奈川県のみ
✅35歳以上:国保組合の生活習慣病検診を無料で受けられる。ただし病院は2か所のみ、自宅の近くではない
✅40歳以上:自治体の国保検診を無料で受けられる。病院の選択肢は多く、自宅付近もある

忙しいフリーランスにとって、健康診断を行う病院へのアクセスも重要ではないでしょうか。私は家で働いているので、なるべく家の近くがいいです。

私は今年で30歳になるため、今年は自治体の若年節目検診を利用し、35歳までに何回か国保組合の定期検診を利用し、35歳から40歳までは国保組合の生活習慣病検診を利用し、40歳からは自治体の国保検診を利用することになりそうです。

ややこしいですね💦
神奈川県まで行くのが面倒なので、30~34歳までは健康診断を受けるのが億劫になってしまいそうです。

まとめ

フリーランスが無料で健康診断を受ける方法についてまとめました。
会社員でなくても検診を受けられる制度はある程度整っていることが分かりました。
フリーランスは体が資本なので、検診をしっかり受けるようにしていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました✨
参考になれば幸いです♪

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リリーほんやく事務所@中日翻訳者
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