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私の感じたフィクション

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500円玉とペンチ

だだっ広い部屋に取り残された少しの荷物ももう救出されただろうか。 取り外せなくなった蛇口は見て見ぬふりで。 ひたすらに捨て続けたら気持ちがよくて ごみ袋10袋を超える頃にはもう全部どうでもよくなって ずっと笑えた。 たのしいね。 たのしいね、 すごくたのしい。 自分のようなともだちがいること。 とてもいい。 照らしたふたつのスマホライト。 ふたつ掲げ並べたプラカップ 綺麗な半月にっこり

    • 🥑

      久しぶりに会っても変わってないねと言い合えるのは みんながちゃんとちょっとずつ変わっているからかもしれないね。 この繋がりが私だと云われるたび 自分を誇らしく思った。 ちゃんと輪の中でみんなに忘れられることのない 変わらない私はずっと笑えるのだから。 チープな青春をずっと、ずっと、

      • 21.9

        何気なく見上げた月がまあるかった、 月がまあるい、と表現するのが好き。 ちょっとあまくてたぽたぽしてるでしょ。 川に流されてぜんぶ消えた。 あの子が、こっちはあっちより汚いね、と言った。 そうだね、と思った。 でも、砂が舞ってるだけだよ、と言った。 かわいいあの子は愛しい彼の待つお家へ帰ってった。 いいねぇ。いひひっ、と心の中で肩をすくめ笑った。 ひとりで食べるのにお箸を三膳もらった。 大丈夫だよ、 ぜんぶ きっと。 今夜は満月らしい、

        • こんにちは。

          アカウント作成だけして放置しちゃってたんだ。 最近はいかがお過ごしですか? コチラは相も変わらない日々です。 でもね、 なぐり書き日記やめてから自分の言葉がなくなっちゃって どうやって過ごしてたっけ?って。 Twitterより少し真面目に、Instagramより気張らずに。 文章を綴る場として活用していこうかな。 平坦な私も愛せますように。

        500円玉とペンチ