先週末~今週のつぶやき
注 今週は吃音関連多めなので、嫌な方は要注意。
土曜日
吃音がある、と知っている子を見かけた。挨拶しようとしたら彼女が暗く、猫背気味になっていたので不安になる。初めて見た日は物語(演劇)の中でイキイキしていたんだけどな。
疲れて見えるのは回避か?体調不良か?緊張か?それとも落ち込んでいるのだろうか。
吃音を体調不良と間違える人が多い理由が分かった。
日曜日
最近知り合った方に吃音を打ち明けた。LINEで打ち明けたら「信頼してくれてありがとう」と優しいメッセージが届いた。私にとってカミングアウトとは相手と本気で向き合うための儀式なんだなと思う。
別の方に話しかけようとしたら「LINE」という単語が言えなくなった。その方は「らんらんらいん」という私の発音に驚き、笑い、いじった。「興奮するとラ行がいえなくなるんですよ」と言ってみたら「あらそうなの、私もよ」と返される。仲間は色んな所にいるものらしい。
月曜日
筋肉痛とともに起床。身体がバキバキだ。疲れてもしゃべるよねと家族にあきれられたことを思い出す。
バキバキな身体を整骨院でほぐしてもらった。吸盤をつけて電流を流してもらうのが苦手なことに気付く。
強さを感じる時と、発話のタイミングが合わない。あれ?今までどう対処して来たんだっけ?
火曜日
「ぼくのお日さま」再び鑑賞。タクヤの吃音は軽い、悩んでいないと思っていたけど違うのかも。
二回目で気づいたことがある。吃音が少しあるタクヤは苦しくないわけじゃない。苦しいわけでもない。悩みや苦しみの大きさは観客が勝手に判断するという仕様のストーリーだ。
もっと苦しみを描いてほしかったという感想を見かけるけれど、苦しみって元々本人にしか分からないものだ。描かない方がリアルだし、タクヤがステレオタイプを生み出すことがないから良いと思う。
今日は「国際吃音啓発の日」で「キャットリボンの日」でもあるらしい。
今月は「メンタルヘルスデー」もあったし、確かてんかんの啓発月間でもあったはずだ。当事者が知ってほしいと思うかは人それぞれ(ひとだけじゃなくって猫もそれぞれか。)だけど、世の中には知られるべきことがいっぱいあるんだなと思う。
水曜日
また別の後輩にサラっと吃音のことを打ち明けた。今週はカミングアウトウィークなのか?と思うくらい話をしている。知らせないと秘密を抱えているみたいになるのが不安なのだ。知ってもらってどうにかしてほしいわけじゃないけど、私の一要素として知ってもらうこと自体に意味がある。でもちょっと今回は説目不足で反省。なぜ話したのか言えばよかったな。
木曜日
またまた吃音のことを打ち明けていた。偶然某有名小説が吃音と絡んでいたことがきっかけだ。
その小説の研究をしている子と出会ったので、当事者じゃなかったら私もやりたかったかもと話した。
へえと興味深く受け取られた。小説にありがちな吃音のイメージを壊したい、ということは黙っていた。
金曜日
珍しく7時まで寝た。ものすごい贅沢をした気分だ。こんなにたくさん寝られたのはいつぶりだろう。
バイトへ行った。見守りのバランスって難しい。腫れ物に触れるようになっちゃいけないけど、いつどうなるか分からないというのは強い緊張を伴うものだ。
今日(10月26日)
今日も七時起き。今も眠いけど。そういえば、そろそろ書いて来た手帳が終わる。毎日、メモや出来事や反省を全部書いておけるものが欲しいな。パレットジャーナル作ろうかな。