映画鑑賞メモ『月の満ち欠け』
本日(12/2)公開の映画『月の満ち欠け』を見てきました。
見終わったあとの感想を一言でいうと、
「生まれ変わってもまた逢いたい」と思える人の存在がある人生っていいな〜!
です。
※本記事には映画ネタバレあります※
大丈夫な方のみどうぞ。
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✔️あらすじ
事前知識を仕入れずに、気になった映画を見に行く派です。
シンプルに恋愛映画と思って見ました。
途中から「ん?単なる恋愛系じゃないな」→「あっ、そういうことか〜!」って思いました。
転生モノとか「生まれ変わり」ジャンルですね。
瑠璃という1人の女性の、3度の転生が描かれています。
✔️率直な感想
2回目の転生までは「うるうる…じわっ」ときてたんですが、3回目のあたりから、…ホラーに感じちゃいました。
大泉洋も「俺の大事な家族が誰からの生まれ変わりだって聞いたって、どうすりゃいいんだよ!」みたいに言ってたんですが、私も(ほんそれ…)と思っちゃいましたね。
混乱する大泉洋に対して、瑠璃②の親友だった女性は「『救いだ』って考えてみたらどうでしょう?」と提案します。
大切な人を失っても、どこかで生まれ変わってたら、また会えるかもしれない。それって希望だと思うんです、と。
私は「転生とか前世の記憶ってのは確かにあるかもしれないけど、それが『希望』とまでは感じられないかなあ…」と思いました。
でも。
それって私に「生まれ変わってもまた逢いたいと思える存在がいないからではないか?」とハッとして、少し寂しい気持ちになりました。笑
とはいえ、瑠璃③が自分が瑠璃であることを証明するために大泉洋に対して、2人しか知らないセリフを再現してみせるところは、うるるっときちゃいました。
まとめ:あなたの人生は本当にあなたのもの?
人生って一度きりだからこそ、悲しくもあり美しくもあります。
でも実は「一度きり」じゃないとしたら…?
自分の身近な人も誰かの生まれ変わりで、自分自身もまた誰かの生まれ変わりで、前世の記憶を失ってるだけだったとしたら…?
こうして思案してる自分は、自分が思ってる自分じゃなくて、別の誰かかもしれないですね。
優しくてあたたかい気持ちになれる映画です。
瑠璃が逢いたい人に逢えたラストで本当によかった。有村架純かわいい〜〜〜(1番言いたい感想)。
✔️原作小説
原作は、直木賞受賞作のこちら。
✔️追記
映画感想ってむずかしいですね!
あれこれ詰め込もうとして支離滅裂になっちゃう。
でもそんな支離滅裂さがオリジナリティだと思うので、支離滅裂さを大事に書いてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
おしまい。