書きたい気持ちには賞味期限がある。
あれも書きたい、これも書きたい、そう思っているうちに時間がすぎてしまった。気がつけば下書きに、書き途中の記事がテンコ盛り!
そんなことはありませんか?実際、私の下書きにも、未完成の記事がたくさんあります(笑)
noteを書き続けていると、書きたい気持ちにはピークがある気がします。
ほんの1ヶ月前まではこの話を書きたかったのに、今は書こうという気持ちが湧かない。いざ書いたとしても、何があったのか、どんな風に感じたのか、その時のフレッシュな記憶のまま文章で表現しきれない。
私はこれを「文章の賞味期限切れ」と名付けています。
その時どんなに面白いことを考えても、タイミングを逃してしまったら、書きたい気持ちはどんどん古くなっていくばかり。
いっぽう、その時のできごとをありのまま、新鮮な気持ちをすなおに言葉にしただけで、なんだかイキイキと伝わる文章になることがあります。
そんな時は、自分では想像もできないほど読者から読んでもらえたりすることも。最近だと、私の書いたこの記事がそうでした。
この記事の内容はじつは、「日記に書けばいいかな」と思っていた話でした。でもちょっといい話なので、できれば運よく来てくれた人にだけシェアさせていただこう、という軽い気持ちでnoteに書いたものでした。
それがいつの間にかたくさんの方に読んでいただけるなんて!
10時間くらいかけて気合い入れて書いた記事は全然読まれないのに、さらっと1時間くらいで完成した記事がこんなに読まれるとは(笑)「えっこんなのでいいの?」と拍子抜けしてしまいました。これだからnoteで書くことは面白い!
ただ、このほんの3ヶ月前に書いた記事も、今の私が書こうと思ったら、こんなに鮮明に、当時の感動した気持ちをそのまま文章にはのせられないと思いました。
過去に書いた記事はどれも、今の私じゃ再現しきれないと思います。それくらい「書きたい気持ちの鮮度」はとっても大事です。
さらに、今まで書いてこなかったけれど、書いてみたらきっと大トロ級だったネタも日常には転がってたなぁと思ったのです。そうしたネタを新鮮なうちに、書いておいてもよかったなと。
だからもし、今何か「書きたい」と思うことがある方は、なるべくその気持ちが冷めないうちに、新鮮なうちに、書いてしまうことがおすすめです。
新鮮な食材は、ただ塩をふって食べるだけでも絶品!
書くことも同じで、伝わる文章には、うまい・へたを通り越し、その文章ならではのフレッシュな味わいがあります。
最近noteを書いていたらこんなことを思ったので、今日は文章にのせてみました。これを書くのにかかった時間は、たったの50分。
私も書きたい気持ちの賞味期限が切れないうちに、書いていこう!
小森谷 友美
noteで書ききれない話をつぶやいています
文章の書き方シリーズ記事もよかったら
この記事が参加している募集
サポートしてくださった方へのおまけコンテンツ(中華レシピ)を現在製作中です。随時お送りします!