スロヴェニアとの出会い②
Živjo!(ズィウヨ) こんにちは!
私は前回の記事で、スロヴェニアという国に興味を持ったきっかけとして、
音楽と言語に魅力を感じたことをお伝えしました。
今回は、なぜスロヴェニア語に興味を持ったのかというテーマでお話していきたいと思います。
①言葉には興味があったものの、苦手意識があった
私は小学生の頃から日本語、外国語問わず言葉に関心を持っていました。
私は幼少期から歴史や地理に興味があり、それらの本を読む中で日本語の中には多くの方言、また世界には多くの言語があることを知りました。
また私は旅行が好きだったので、世界を旅行するにはその国の言葉を知りたいと思い、ガイドブックや語学の本を買って、その国の言葉を学んでいました。
学んだ言語としては、スイスドイツ語、オーストリアドイツ語、イタリア語、ヨーロッパポルトガル語、ポリネシア諸語(ハワイ語・トンガ語・サモア語)、オランダ語、トルコ語、ペルシア語、南米スペイン語・・・と数えきれないほどありますが、学んでいて一番楽しかったのは、日本語にはない美しい響きを味わえることでした。
まるで音楽のように美しい響きを体感できることは外国語学習の喜びだったのですが、実は私、国語や英語の勉強が苦手で、言語学習には苦手意識を持っていました。
②音楽のように楽しみながら勉強する
私が言語学習のどのような点に苦手意識を持っていたのか考えてみると、覚えないといけないといったように、「~しなければならない」思考で勉強していたことでした。
特に外国語や日本語の古典の勉強は、現代日本語と文の構造が違っているので、自分の意見を伝えることはもちろん、文章を読むことも労力を使うので、根気強い学習が求められるのだと思います。
英語や古典の学習は必修科目とされているので、どうしても必要に迫られて勉強するという意識が強くなり、苦手意識を感じやすくなるのではないでしょうか。
私は前回の記事で、中学生よりアルプスの民族音楽に興味を持ったとお伝えしました。アルプスの民族音楽はドイツ語等の歌詞で歌われることが多く、歌う中でドイツ語のアクセントを知れたり、歌詞を読む中でドイツ語の文の構造に触れることができます。楽しみながらドイツ語に触れることができるので、ドイツ語を学びたいという意欲が湧きました。私がスロヴェニア語に興味を持ったきっかけも、ドイツ語同様にスロヴェニア語の民族音楽が好きだということが発端にありました。
③実際に勉強してみると
スロヴェニア語の学習はメジャーな言語(英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・ブラジルポルトガル語・韓国語・イタリア語)と比べると学習の機会が難しく、本で学習しようと思っても大きな書店や図書館でなれけば置いてあることは少ないです。
そこで私は、インターネットから本を購入して独学をすることにしました。
スロヴェニア語はチェコ語やポーランド語、ロシア語と同様のスラブ諸語に分類されるので、日本人には難しいと言われるチェコ語等と同じような言葉を学ぶのは大変かもしれないという先入観を持っていました。
また当時はドイツ語を中心に勉強していたので、スロヴェニア語を勉強することで、ドイツ語学習に支障が出ることも恐れていました。
実際に勉強してみると、発音は日本語の高低アクセントに近い分かりやすいアクセントだったことや、英語やドイツ語では主語と動詞が分かれている部分が現在形ではくっついていて、文が短くリズミカルだったこと、また文の終わりにšやž(ともにシュ)がよく付いて可愛らしいこと・・・スロヴェニア語の勉強は楽しく、先入観を持たずに興味を持ったことは積極的に挑戦することが大切だと学びました。
人によって好きな言語は異なると思いますが、興味を持った言語はまずは学んでみるのがいいかもしれないですね!
本題からずれましたが、私は音楽と言語からスロヴェニアという国に興味を持つようになりました。
Hvala!(フヴァーラ) ありがとうございます。