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管理者の持つべき技術                                    上司教育の技術(2)

上司を教育する技術の第一歩として、 
ホウレンソウの報告を利用する例をあげました。 

ここでは相談について、記事にしてみたいと思います。 
例えば、ダメ上司にしてほしいことや、指摘したいことがあった場合、
相談という形で、自覚してもらい、そして動いてもらうのが
良い方法と思います。

典型的なダメ上司は聞く力を持っていない場合が多いので、
言い負かすような物言いは、感情的になるだけなので、
そうではなく、あくまで暖かい気持ちで、
相手が受け入れられるような、言葉使いと、表情で、
その上司ではなければ、出来ないという形で相談しましょう。

相談の内容には、ところどころに回答につながる情報を散りばめ、
ダメ上司が気が付くようにしましょう。

まぁ、部下教育からすれば面倒なことが多いですが、
十分、コミュニケーションスキルを持つ管理者なら可能だと思います。

少し具体的な技術として、
言うことがコロコロ変わる上司には、
「自分は経験値が豊富でないので、過去の成功体験からしか、
部下を指導できないので、どうしても言う事がその時々で、
コロコロ変わっていまい、部下から疎まれていますが、
上司(名前+さん)のように、安定して部下を指導するには、
具体的にはどのような対応が良いのでしょうか?」
などの物言いと、上司の部下への指導する心得を聞き出す。
しかし、心得などもっていない上司もいますので、
その辺は、上司のレベルにあった対応が必要です。
または、
「上司(名前+さん)の上司の指導方法などがあれば教えてください。」
と言う様な形で、上司に気が付いてもらえるように誘導しましょう。

やれば、案外、上司も教育出来るのです。

簡単ではありませんが、上司が良くなれば、上司の評価も上がり、
それに伴い自分の評価も上がり、部署の評価も良くなります。

部下のためにも、出来る限り上司は教育するべきだと思います。
それぞれの上司の特性とレベルを見極め、
管理者は上司も教育しましょう。

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関連記事:
管理者の持つべき技術 問題解決の技術     

参考記事:
タスク管理(3)あるいは「流氓の小さな夢」  
自分のことばかり    

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