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旦那観察日記5

火曜朝、ヨーグルトとキウイを半分食べた。
野菜と卵とソーセージは食べたくないとのことなのでここ数日は別々のメニューを食べている。

少し前までは食パンに野菜炒め、目玉焼きも食べていた。
胃がぎゅうっとなってお腹が空かないらしい。

火曜夜も遅くなると連絡があり、すっかり慣れた私はいつものように子供をお風呂に入れながら帰りを待った。
帰ってきた旦那は元気に見えて、子供の寝支度もやってくれた。

じゃあ、寝かしつけしてくるからお風呂に入っておいてね。出てきたら、一緒にご飯を食べようね。お風呂に入る前にホットクックのスイッチを入れておいてね。

そう伝えて私は寝かしつけに。
大体いつも30-40分くらいは寝かしつけをするのだが、部屋から出てみるとキッチンで暗い顔をした旦那が居た。

私が寝かしつけに入る前は、いつもより元気に見えたのに。この小1時間で何があったのかと思うほど旦那を包む空気自体も重苦しかった。

本日は焼きうどん。
さっきより全然元気がないけどどうしたの?と聞く私に

ごめんね、家では明るくしてないと暗い気持ちになるよね

と力のない声で言った。
子供が母親にすがるように抱きつく手は弱々しかった。

大丈夫だよ、無理に明るくしなくても

と言いご飯を食べようと言った。

ほんの少しだけしか盛られてないうどんに、気持ちの暗さを感じた。

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