中東の奇跡「デュカバター」は「植物が出せるコクの限界値」
■「俺なりの中東」、再び
以前、下記noteで取り上げた中東の調味料「デュカ」。ラム肉との相性が抜群で中東気取りにもってこいの高性能なシーズニング。
汎用性も高く私のお気に入り調味料sの一角をなすデュカだが、Amazonを探索しているとこんなものを発見してしまう。
■デュカバターという物体
▼デュカバター 100g 100%植物性 スプレッドタイプ ニュージーランド産
あのデュカがバターになっていた・・。
▼ナッツ類豊富
バターと銘打つが動物性の食材は含まれておらず、スーパーフードとして脚光浴び浴び中のブラジルナッツをはじめ様々なナッツが含まれている、ポイントはデュカと同様、「クミンやコリアンダーなどのスパイス類」が配合されているところ。
これが無いとほぼただの「練りごま」だろう。本品のキャラクター、輪郭はこれらスパイス類により形成されていると言っても良いくらい重要。
■植物が出せるコクの限界値
▼テクスチャは「固めの練りごま」という感じ
とにかく香りが良い。特にナッツ類のコクに向かって放つコリアンダーの爽やかさカウンターがデュカ同様綺麗にキマっているが、舌の上に張り付きながら口内の熱でゆっくりと形を崩していく独特のモッタリ感がそのエクスペリエンスをブーストさせている。
驚くのはこれが「100%植物性」という事。「植物が出せるコクの限界値」がここにある。
▼(自分にはどうでもよいが)グルテンフリー
■推奨する食べ方
そのままクラッカーやトーストに付けて食べても良いが、オススメは「パンに塗ってからトースト」
▼若干固いので冷凍したパンだと塗りやすい
▼焼き上がり
もうもう立ち上る植物の息吹!
焼くことで引き出される芳醇なデュカバターの香り、そこに広がるは木の実みちみちと生る大森林。リスも住める。
▼パンとの一体感も増す
焦げ目も良いアクセント。植物オンリーだとはとても信じられない独特のコクと香りを存分に楽しもう。
グルテンフリー食材をパンに塗るという台無し感もまた良しだ。
■裏技
▼ちなみに裏技として・・
塩気が控えめなのでクレイジーソルトをたっぷり目にかけると良い。これはもう食べられるタイプの地球です。
もうちょっと安いと良いな。
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