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【教室を飛び出す学び】大自然と山と街を味わい尽くしたフィールドワーク〜長野県松本市
上高地を4時間歩き,乗鞍高原を半日散策し.中部山岳国立公園を味わい尽くすフィールドワークに,4年生2名、3年生4名、2年生4名が参加しました(2024年8月20日から25日まで).
フィールドワークの目的のひとつは,日本アルプスを擁する中部山岳国立公園の利用推進と保護管理をどう両立させるのか,中部山岳国立公園やお膝元である松本市の観光をどう高付加価値化するか,現地に出向き,体感しながら考えることです.
乗鞍高原をガイドしてくださったのは,宮下祐介さんです.
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宮下さんのガイドツアーは,地元への愛にあふれていました.
ご自身が通っていた小学校をスタートし,森の中の神社(氏神様)をおまいりし,おすすめの絶景スポットをめぐりつつ,乗鞍高原の歴史に触れながら,今進められている取り組みを紹介してくださいました.
そして,中部山岳国立公園で外すことができないのが上高地です.
ということで,こちらにも足を運びました.
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約2時間歩き,徳澤園に到着しました.山小屋とは思えないたたずまいの素敵な宿です.酪農の拠点として拓かれたこの地に山小屋をつくってから,ことしで創業140年を迎えました.
5代目となる上條靖大さんが案内してくださいました.コロナウイルスで人が来なかった時期に,あえて投資をしたという上條さん.観光の価値をいかに高めるのか.その戦略と情熱に引き込まれました.
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フィールドワークに先立って,中部山岳国立公園をこよなく愛する専門家のみなさまのお話を伺いました.
信州未来づくりカンパニーの松嶋豪さんは,乗鞍高原で『乗鞍 星と月のレストラン』というユニークな事業を手掛けています.この事業は,星空のもと,透明のドームの中で,地元産の食材を使い,地元のみなさんがつくったディナーを楽しめるというものです.よそものだった松嶋さんが,いかにして地元の人たちと協働して,この企画を実現したのか.なるほど!と思う事業の進め方の話に聞き入りました.
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都市計画の専門家である園田聡さん(有限会社『ハートビートプラン』代表取締役)からは,松本のこれからのまちづくりについて話を伺いました.
園田さんが町の人たちと編み出したまちづくりのコンセプトは,『「誰かに語りたくなる暮らし」をつくる』こと.それが「何度でも 通いたくなる街」につながる.園田さんご自身も,松本に移住し,まちづくりにじっくり取り組んでいらっしゃいます.
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エンジニアの大和田純さんからは,生成AIの可能性と,その技術をまちづくりにいかに生かすことができるのか,いろいろなアイデアを教えていただきました.
フリーランスのエンジニアというお仕事の特性を生かして,2年ずつ住居を移しながら生活をしているという大和田さん.フットワークが軽くて,乗鞍高原のフィールドワークにもご夫妻で同行してくださいました.
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このほかにも,学生は,松本・高山の観光の高付加価値化を目指すシンポジウム,松本市のまちづくりに関するヒアリング,気になった店のインタビューなど,それぞれ充実した活動に取り組んでいました.
松本のフィールドワークはまだスタートしたばかり.これからが本番です.
このnoteでも,随時,ご報告していきます.