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【ゼミ活動報告】三菱鉛筆株式会社から、使用済みのプラスチック製ペンの「水平リサイクル」プロジェクトに関する講義を受けました

地球市民学科の安斎徹ゼミでは、2025年2月13日に三菱鉛筆株式会社サステナビリティ推進室の行本顕様から、使用済みのプラスチック製ペンの「水平リサイクル」プロジェクトに関する講義を受けました。

本プロジェクトの「水平リサイクル」とは、使い終わったプラスチック製品から再び同じ用途のプラスチック製品を作る活動です。プラスチック製品の廃棄削減と同時に、化石燃料の新たな調達を抑制することで高いCO2削減効果を得ることを目的としています。より単純な用途の製品にリサイクルする「ダウンリサイクル」と比べ、より高い持続可能性が期待される一方で、実現の難度が格段に高く、筆記具メーカーとしては先進的な取り組みとなります。

本プロジェクトに賛同している安斎ゼミでは、2024年10月~12月に学内で使用済みのプラスチック製ペンの回収を行いました。2025年度にも改めて回収活動を行う予定です。

学生からは「プラスチックゴミ問題やリサイクルについて、新しい知識を得ることができた」「1人でも多くの人に、水平リサイクルについて知ってもらいたいという気持ちが強くなった」「多くのことを学ぶことができた。2025年度に始める回収に向けて、準備をしていきたい」「ペンからペンへの再生を普及させるには安定した回収が不可欠で、文化形成が必要になることが新しい気づきであった」という感想が寄せられました。

三菱鉛筆株式会社サステナビリティページ

使用済みのプラスチック製ペンの「水平リサイクル」実証プロジェクトを開始