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【ゼミ活動報告】「沼田x女子大生プロジェクト」実施(2021年度)

安斎ゼミでは、群馬県の一般社団法人沼田市観光協会及び沼田市(経済部観光交流課観光推進係)と連携し、「沼田×女子大生 プロジェクト」を実施しました。

安斎ゼミでは「地域の活性化」というテーマに取り組んでおり、2020年度に地方創生カレッジ「地方創生イノベーション塾」を通じて沼田市の魅力をオンラインで探求しましたが、2021年度は東京の大学生が沼田市の魅力を発信する「沼田×女子大生 プロジェクト」に取り組みました。
2021年8月18日に沼田市観光協会からオンラインで講義を受講し沼田市に関する理解を深めた上で、2021年11月13日に安斎ゼミナールの3~4年生の学生25名が群馬県沼田市を訪問しました。

NHKの『ブラタモリ』で取り上げられたこともある沼田市は河岸段丘(川の流れに沿って作られた階段状の地形)で有名です。
当日はJR上越線の沼田駅から滝坂という急坂を登り河岸段丘の上に広がる市街地に出て、ホテルベラヴィータでランチを食べました。その後、リンゴ狩りと袴姿での市街地巡りを行いました。リンゴ狩りでは、原田農園で「ぐんま名月」や「フジ」を思う存分食べました。市街地巡りでは、沼田市観光協会からお借りした袴姿で沼田市の中心市街地を練り歩きました。アニメ映画『劇場版はいからさんが通る』と連携した大正ロマンを感じる洋館は袴姿がとても似合いました。「えびす講市」というイベントで賑わっていた本町通りでは、香ばしくて甘い味噌の風味がたまらない群馬のソウルフード「焼きまんじゅう」などを満喫しました。訪問を終えた学生は6つのグループに分かれ、工夫を凝らして沼田市の魅力を発信する記事や動画を作成し、11月28日から12月5日にかけて沼田市観光協会のSNSを通じて発信しました。

沼田市観光協会の金丸智氏からは「袴姿の女子大生は大正ロマンの洋館ととてもマッチしていた。東京の大学生が沼田の魅力を発信するという試みは沼田市観光協会としても大変メリットを感じた。動画での表現方法も含め新鮮で、反響も大きかったため、これからも連携を続けられたら嬉しい」というコメントをいただきました。

学生からは「沼田市を訪れ、こんなにも魅力があるのかととても驚いた。美味しいものや素敵な建物がたくさんあるので沼田の魅力をもっと知って欲しい」「実際に行ってみないとわからない魅力を発見することができた」「当日は沼田市観光協会や沼田市役所の方々、街の人々が温かく迎え入れてくれ、とても楽しい1日だった」「ただ観光するだけでなく、沼田の魅力をどのように伝えるかを様々な角度から考えることができた」「写真や動画を工夫することの楽しさや、自分たちで一から考えてPRすることの難しさを学んだ」「グループ内での動き方を通して、自分自身の役割を理解することができた。動画を作成するのが得意な人、アイディアを出すのが得意な人、撮るのが得意な人、皆の意見をまとめるのが得意な人など、それぞれ役割分担がしっかりできていたので、お互いの得意なことを尊重しながら進められたのが一番よかった」という感想が寄せられました。